ロッキン・ニード・ユー

作者 翠黛

62

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★★ Very Good!!

ロックに打ち込む仲間が出来て、これまで散々反対していた両親の協力を取り付け、これから本気で音楽に向き合っていくぞ、という第一部完まで読みました。

一目惚れから勢いで告白してしまった男子中学生視点と、告白された女子高生視点で分けて描いている構成は個人的に好きです。
男子中学生・小草側は、人との関わりがなかったこれまでの自分を払拭して、高校デビューして彼女に釣り合う男になろうと頑張る(という決意をする)物語。
女子高生・秋津側は、周りの大人たちとの付き合いで疲れてやさぐれてしまっているけれど、音楽に対する熱意を捨てきれずに頑張る(という決意をする)物語。
……という書き分け・対比が面白いです。

肝心のロックに取り組んでの苦労や挫折を経験する前段階であり、二人はこれから頑張るぞ! という覚悟を決めたけれど、二人の眼前には問題が山積みという感じがして、「ここまでで第一部なのか……」という印象です。なので期待も込めて星2としました。