概要
ROCKに青春の全てを賭けた少年少女のスクールバンドストーリー!!
「好きです!あなたの声を僕に下さい!」
「は?」
これが、死ぬまで仲間に笑い話にされ続ける事になる1人の少年の初恋の少女とのファーストコンタクト。
当時、中学3年だった俺が塾の帰りにたまたま通った寂れた古い公園で1人寒天の月夜の下で赤いエレキギターを掻き鳴らし、歌声を響かせる彼女に一目惚れをした。
そして、彼女のROCKに聴き惚れた。
俺はいずれ彼女、秋津 木芽の名前は世界に轟くだろうと確信する。
その時、隣に立ちたい。
彼女が音楽の世界を駆け上がっで行く姿を見続けたい。
その一心だけでこんな告白まがいの事を言ってしまった。
だが、この一言で今まで互いに名前も知らなかった俺たちの運命の歯車が噛み合わさり大きく、誰も予想しない方向へ動き出す。
僕達の曲を聞
「は?」
これが、死ぬまで仲間に笑い話にされ続ける事になる1人の少年の初恋の少女とのファーストコンタクト。
当時、中学3年だった俺が塾の帰りにたまたま通った寂れた古い公園で1人寒天の月夜の下で赤いエレキギターを掻き鳴らし、歌声を響かせる彼女に一目惚れをした。
そして、彼女のROCKに聴き惚れた。
俺はいずれ彼女、秋津 木芽の名前は世界に轟くだろうと確信する。
その時、隣に立ちたい。
彼女が音楽の世界を駆け上がっで行く姿を見続けたい。
その一心だけでこんな告白まがいの事を言ってしまった。
だが、この一言で今まで互いに名前も知らなかった俺たちの運命の歯車が噛み合わさり大きく、誰も予想しない方向へ動き出す。
僕達の曲を聞
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!これからに期待
ロックに打ち込む仲間が出来て、これまで散々反対していた両親の協力を取り付け、これから本気で音楽に向き合っていくぞ、という第一部完まで読みました。
一目惚れから勢いで告白してしまった男子中学生視点と、告白された女子高生視点で分けて描いている構成は個人的に好きです。
男子中学生・小草側は、人との関わりがなかったこれまでの自分を払拭して、高校デビューして彼女に釣り合う男になろうと頑張る(という決意をする)物語。
女子高生・秋津側は、周りの大人たちとの付き合いで疲れてやさぐれてしまっているけれど、音楽に対する熱意を捨てきれずに頑張る(という決意をする)物語。
……という書き分け・対比が面白いです。…続きを読む