「語ります」を含む小説

次の季節が始まり、一年は終わりへ近付く。 今日も今日を生きる一人の男子大学生の一日。

（2016年にYahoo!ブログで書いた小説もどき。をYahoo!ブログが終了したことでアメブロに引き継いでいたものを、7年が経った今なんとなく、このカクヨムへ移してきたもの。）

公理智樹は路上でなにかにすねをこすられる。円城環はそれをすねこすりだといって動画配信しようとするけど。 12月から『画図百鬼夜行語り』といううちの民俗学者の金井武と円城環が妖怪…

日本全国の28都道府県、89区市町村の121か所で確認出来ると言われる 八百比丘尼の伝説。平安時代に生まれ、 福井県小浜市は空印寺の洞穴に住んでいた、不老不死の美しい少女。 その…

歴史はロマンです。 高校は世界史専攻だったんですけどね。 好きってだけで覚えることが出来ない雑魚でして。 なんで日本史選ばなかった？ 漢字を書くのが苦手とか、お前、本当に文系か…

初の私小説。 主人公、藤岡は田舎から名古屋へやってきた。 名古屋は大いなる田舎だが、鹿児島出身の彼には大都会のイメージを持つ。 物語は、彼の決意から始まる。

三国志演義では「劉備に賄賂を要求したが断られたため讒言した悪い奴」となっている督郵。実はマゾの変態だったというお話。叩かれた督郵さんが劉備の魅力を語ります。

あらすじ 　ここは本屋書房。 　貸本屋。兼、ブックカフェ。 海沿いの田舎町にあるこの本屋には、毎日まばらに人が訪ねてくる。 　話をしにくる人もいれば、読みふける人もいる。 　…

平家物語を題材にした、建礼門院の侍女の一人語り。平家一門を壇ノ浦で亡くした建礼門院徳子のもとを、後白河上皇が訪れる。その心のうちを、侍女が語ります。

あらすじ 幼なじみの田中美奈子に初恋をして、中学生になった赤坂克己は、父親の仕事の関係で引っ越した田中美奈子と突然の別れを迎える。 二人は文通で遠距離恋愛を続けていたが、ある日…

その男は、冒険者だった。 旅の中で行きついた歌酒場で、七人の男女に出会った。 もちろん、その七人と冒険者は初対面だった。 だが、不思議な暖かさを持つ彼らに心を許したのか、 冒険…

それはとても些細で幼弱な悪意 まさか引き鉄になるなんて 大切な関係を自ら壊してしまった、若い女のひとり語り

そのゲームライターは、バーンアウトシンドロームに陥っていた。 そのゲームライターは、ペットロスになっていた。 そのゲームライターは、ゲームレビューを書けなくなっていた。 だけど…

「♪♫～お風呂が沸きました！」ガス給湯器の音楽。 運動会のかけっこのテーマ。 ゴミ収集車が流していく曲。 自治体が時報代わりに流す曲。 生活の中に溶け込んでいるあらゆるクラシック…

　小説に地の文というものがありますね。いわゆる語りと言われるものです。あれって何か意識しながら書いていますか？ 　私は特に何も考えず思いつくまま書いていたのですが、他サイトの企画…

こんにちは、晶の華と言います。歌を聴き、感化されたので、勢いで作ってみました。 歌詞の、自分なりの解釈を書きました。 この小説は、MOROHAさんの「革命」という曲（https…

　――金色の髪。金色の瞳。そして始まりの勇者と同じ瞳を中心に真っ赤に爛れる肌。勇者が生まれた。 　転生をした。何度目の転生だろうか。 　魔王討伐後うっかり足を滑らせ、谷底に落…

夢と希望を持って行動してたけどなんだかんだ人生詰んでるアラサーのゆき。そんな女の反省とか後悔とか語りながら営む毎日の物語。1億人の中のちっぽけな1人の物語。

大学時代の思い出話をしてくれる、優しい叔父の話。五話完結済。