汚れなき田舎者語り

羽弦トリス

第1話決意

身体障がい者療護施設で、毎日オムツ交換をしているのは、藤岡純也。

普通、早出、遅出、夜勤をして給料は15万円だった。

アパート暮らしで、車も持っていたので生活は決して楽では無かった。

それに、呑兵衛で週3ペースで同僚や後輩で飲みに行っていた。

ボーナスは35万円ほどであったので、当時付き合っていた彼女とよく遊んでいた。

鹿児島は給料の3倍は働け!と、良く言うのだが、今ならパワハラである。

23年前はパワハラと言う言葉は無かった。

前の晩に市内に済む彼女とエッチをして、夜中の3時に戻り、出勤していた。

彼女は看護学生で、ナース服を持っていた。


僕は彼女ナース服を着させて、舐めさせた。彼女はベッドの上に立っている僕の前に正座して、下半身を舐める。

「いずみの舌遣い上手いよな。もう、出そう」

「まだ、ダメ。こんなおちんちんだから、アゴが疲れてきたけど、口の中にいっぱい出していいからね」

と、いずみは藤岡の下半身を舐めながら、右手で上下していた。

そして、我慢出来なくなり、いずみの口の中に射精した。

「うわっ、めちゃくちゃ量が多い。でも、美味しい」

と、いずみは藤岡の精子をゴクンと飲んだ。


時間は3時。着替えていずみのアパートを後にした。

そのいずみが名古屋の病院へ就職した。

彼女は藤岡に名古屋に来たら、鹿児島の倍は給料もらえるよ!と、誘ってきた。

僕は働いている介護施設の給料に不満を抱いていた。

家族には、学校に行きたいからと言って、名古屋行きの許可をもらった。

そして、勤務2年目の12月に辞意開陳して、10日には、名古屋へ向かった。

貯金は無かったので、現金3万円とバッグ1つで名古屋の彼女のマンションに居候した。

直ぐにアルバイトをして、お金を貯めて、賃貸マンションを探して、引っ越しした。

まだ、名古屋に来て2ヶ月後の事だった。

名古屋は鹿児島と違い都会だったが、初めは言葉に苦労した。

鹿児島訛りで喋ると誰もが聞き返すのだ。

しょうが無く、標準語を話したがストレスが溜まった。

そのストレスは、エッチに影響した。

一晩で11回、彼女をイカせた。

そして、顔射。

激しい腰の動きで、何度も何度も口の中や顔射でストレス発散した。

いずみは終わるとシャワーを浴びた。

アルバイトを2年した23歳の夏、ある会社の入社試験を受けた。

これが、失敗の始まりとは当時の藤岡は理解していなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る