「言えなくて」を含む小説

　防衛省統合幕僚監部にテロを未然に防ぐことを目的として秘密裏に設置された特殊防衛部隊。法整備をして正式に部隊創設を目指す官僚と実働部隊を率いる隊長という2つの顔を持つ宮津陸仁-ミ…

言いたかったことを言えなかった少女の恋の話

家族も応援してくれたのに

「自分がおならをしても、他人の鼻で嗅ぎ分けることは不可能」と思い続けて生きてきました。なんと、十八歳まで。

　私は菜月のことが好きだ。 　だけどその想いを伝えたら、友達ですらいられなくなるような気がして、ずっと胸の奥にしまい続けている。 　そして今日も、この想いは言えないまま。

彼女いない歴＝年齢。そんな俺のスマホにインストールされていたのは、どんな人間をも操ることが出来る催眠アプリだった。 検証の結果アプリの力は本物、これを使えばハーレム生活だって夢じ…

生まれてきた子につける名前、これって親が我が子のために適当に付けるのでは無く、良く考えて名付けているのだと思います。けれど、珍しい名前だとどうでしょうか、子供って遠慮なく何でも口…

知っておきたい、時間旅行ピンチ！「知らない人に親切にしてもらいありがとうも言えない人」 の30年後は、どうなると思う？

学生時代は勉強、スポーツ、芸術……何をやらせても物覚えが悪くその集団の中のビリ。ラノベ新人賞落選作品数に関しては前人未到、孤独な道を歩み続ける。ラノベ新人賞落選界の白鵬の境地に達…

　魔法少女候補を探していたトリは、偶然出会った少女にステッキを奪われる。彼女が勝手に変身した事によって、トリはその少女、魔法少女りりすのサポートマスコットになった。 　戦いが続く…

　世界を混沌に陥れた魔王には右腕がいた。 その右腕は勇者との戦いに敗れ最後に勇者に言葉を残した。 「私は滅びん…魔王が其処にある限り………再び私は蘇る…覚えておけ…勇者…」 …

　あたしゃ、メリーさん。 　かれこれ五十年か、百年か、こうして誰かの口の端に上り、生き延びて来た怪異さ。 　もうおばあちゃんもおばあちゃん。ひいおばあちゃん、ひいひいおばあちゃん…

「パッと咲いてパッと散りたい」 　そう告げた幼馴染の花蓮は突如この世から消えた。 　そして二年数か月後に別人の姿で遺体となって現れた。誰もがその子を花蓮という。でも僕はどう見て…

――これが青春なら、僕は望まない。 アオイハルと書いてセイシュンと読む。 春が来ているのはアイツらだけだ。周りを見渡せば極寒の冬のように凍りついている。 それに気づかず、自分たち…

　幼馴染の沙霧は、高校に上がってからなぜか俺を誘惑してくる。 　けど俺は知っている。沙霧は俺を誘惑する時、決まって耳を赤くしていることを！　言動の裏で、本当はとてつもなく恥ずか…

エステで働いている有栖川　早紀は何の前触れもなく擦れ違った女子高生と共に異世界に召喚された。 早紀に付与されたスキルは【手】と【種】 異世界人と言えば全属性の魔法が使えるとか、ど…

昔、あるところに一人の男がいた…　　　　　いや、男というのもおこがましいバケモノがいた、男は思った。嗚呼、この世界は　　　　どこまで理不尽なのだろうと、男はこの理不尽な世界を滅茶…

子供の頃の不可思議な記憶。 幻覚だったのか、思い違いか。 いや、確かにあったことだ。

異世界と言えば魔法、魔法と言えば──天才 主人公はもちろん天才で最強の王子……ではなく、転生してきた普通の女の子？！ 私ソフィア・ミユキ、元の名前を草野美由紀です。とあるこ…

主な登場人物 松崎 智夏（まつざき ちなつ） 1年前に北海道から近畿に引っ越してきた、中学3年生。いつも元気。3年間悠真と一緒にいた頃がある。バスケをやっていた。 成瀬 悠真…