「もの」を含む小説

宗宮未知（そうみやみち）は知覚した。 最高に素敵な大親友を失ったことを。 世界のまやかしを。 具合の悪いものは、叩けばなんとかなることを。

世界中のどんな人間ですら彼こそが『最強』だと口にする。 さて、最強と一口に言っても色々理由がある訳だが彼の場合は……？ 不始末を、理不尽を片付けるのは、いつだって正義を騙る正義の…

高１の松田 武文（まつだ たけふみ）と同じ中学かつクラスメートの安達 瞳（あだち ひとみ）には信じられない噂があるらしい。 それは“彼女のキャラに合わないエロいパンツを穿いてい…

ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって？ 残業は無能の証拠、…

その国は、本国では『化け物』『呪われた目』と蔑まれるこの目が『生き神の徵』として貴ばれる地だった。 大陸にある大国から南海の島国へと島流しのように使者として送られた先で、まさに…

　芸人を志していた主人公はビールの一気飲み企画の末、急性アルコール中毒により死亡。そして、馬鹿げた神の采配により中世風の異世界へ飛んでしまう。ポケットの中に入っているのは銀貨三枚…

人と関わるのはもうやめようと思っていた主人公が、結局持ち前のお節介焼きの性格が直らずに人助けをしたところ、罠にはまって死亡。 二度と目が覚めることは無いと思っていたのに、再び目…

夏を消した先にあるものは――短編SF ※本作品は【エブリスタ】でも公開しております。

アオムシの思い出について語る男。その先にあるものは……

海辺で細々と魔法で生計を立ててのんびり暮らしている魔女のクロエ。そんな彼女の元にある日突然爆発と共にカーバンクルのモティが現れる。彼の依頼は「港町を観光したい」というものだった。…

ただの詩をノンジャンルで書いてみようかなって事で 詩なのかな？ただの戯言ことかもしないってことでタイトルいじりました。 もう完全に言いたいことを書いてるだけのもの。 これエッ…

「処刑されたのに生きてるとか意味わかんねぇ！」 　グラディオン王国第一王子カルロスは「処刑王子」と呼ばれていた。 　王国の恥。問題児。暴君。 　気に食わない者は皆処刑し、恐れら…

　日没と共に狼人間になってしまうという、奇妙な『呪い』をかけられた旅人――ナザン。彼は自身にかけられた呪いを解くため、相棒である〈生ける魔剣〉アルキナと共に、魔女を探す旅を続けて…

例によって何の役にも立たない与太話 学ぶものは一切無いけど、ニヤリとしてもらったら嬉しい

ドイツ帝国崩壊直後。 １９１９年のフライコーアをモチーフにした作品です。 正味別に超詳しいとかでもないので、多少のあらは許してくんろ。 あとカタルシスとかも無い。多分。 ※…

王国の北、辺境伯領に広がる広大な荒れ地の最果てにある〈大地の裂け目〉。 辺境域を跋扈する魔物どもの発生源とされるその大渓谷の奥深くを探索すべく、王国軍がその裂け目の途上に拠点とな…

ギャグ中心の連作ショートショート集になります。 いちおう、レギュラーキャラはいますが、各話どれでも独立して読めます。 主要キャラは、以下の３人。 ポン吉(男) 安定のボケ。の…

九条 碧海（くじょう あくあ）は幼い頃から亡くなった人の想いの塊、すなわち幽霊と会話する能力を持っていた。 気になる女性がいたとしても、女性たちに憑いたモノが見えてしまうというそ…

ゴジラが再燃している。 嬉しい。 第二次特撮ブームの中、幼少期を送った者の回顧録

バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐　～泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部～ https://kakuyomu.jp/works/16817330664001690873 か…