賢者の与太話

ランゲルハンス ハム右衛門

歯の生えた謎

先日ネットサーフィンをしていたらバージェス頁岩という言葉が出てきて、何だろうと思って調べていると、はまってしまった。


実に面白い。

楽しい。

わくわくする。

その、バージェス地区で発掘された生物について書かれた本が「ワンダフルライフ」という本。

先日から本屋を探しているのだが当然無い。

ハヤカワ文庫から出ているとまで判っているのに・・・

アマゾンで注文しよう。

読まずに死ねるか、である。


バージェス頁岩の化石の本「ワンダフル・ライフ」を手に入れた。

地方の本屋にはそんなマイナーな本は置いていない。

いやいや予想通り素晴らしい。

カンブリア期の生物の多様さ異様さよ。

カンブリア期の酸素富裕量等の要因による爆発的発生と大量絶滅・・・

試作品とでも言うべき多様な生物群・・・・

今の生き物からは想像のつかないような形態の生き物。

何を食べてどんな生態だったのか、前か後ろか上か下かもわからない物も居る。


ワクワクドキドキする。

そのラテン語でつけられた名前によってもその異様さが判る。

オドントクリフス・・・・歯の生えた謎

ハルキゲニア・・・・・・幻覚が生んだ生物

サンクタカリス・・・・・サンタ・クロース

アノマロカリス・・・・・奇妙なエビ


わくわくしないかい。

ドキドキしないかい。

実物を見てみたいと思わないかい。

「歯の生えた謎」という生物がどんな生物だったのか知りたいとは思わないかい。


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