「昔話？」を含む小説

おじいさんが大きなかぶを抜こうとして抜けない話。

おなじみの昔話の時間を雑に加速したお話です。

誰もが1度は目にしているであろう昔話。子供向けに作られているわけなのですが、これを私なりな自己解釈し直して原型は留めたままコミカルに書きました。 昔話は基本的に「おじいさん」が…

　乙姫様はカメを抱きしめ、その顔に付いた傷口を舐めながら言いました。そこから人間の時間で大体五時間くらい、カメは乙姫様とふたりであの子どもを苦しめるための計画を練りました。死んだ…

忘れ去られた片田舎に、冬になると人が集まる。 欲望、名声……各々の思惑を胸に集まる人々。失われた存在をもとめて、届かない手を伸ばしていく。

ある日のイタリアンレストランのカウンター席でご機嫌な式部香子。 そんな彼女のことが気になった店主の問いかけに、香子は昔話をする。 ☆お知らせ☆ ２０２２年春、式部香子回やり…

焼きすぎトーストが原因で食パン嫌いになっていた私が、祖母によって食パン好きに簡単になった話

　中年に片足突っ込んでる一人探偵、みさちゃんこと中村操。高給取りでワーカホリックな妻のマンションに住み着き、家事能力壊滅の妻の代わりにせっせと家事をこなしています。探偵業より家事…

泣き虫の優しい鬼と鬼に助けられた子どもの優しい物語 この作品はノベルアップ＋、小説家になろうでも掲載しています。

妬みによって一族はおろか、手をさしのべてくれた人たちまで殺された少年の復讐の物語。 これはノベルアップ＋、小説家になろう、アルファポリスでも掲載しています。

お兄さんとお姉さんが暮らすところに、ヒジキが入ってきて、二人の関係を崩していくというドロドロした物語です（大嘘）

魔法のある世界。ある場所に「死の大地」と呼ばれる灼熱の地が広がっていた。そこで行き倒れてしまった商人を救った存在とは……!? 自主企画「【三題噺の競作】「つらら」「トンネル」「…

誰の悪だくみか、幼いテンは五助爺からも引き裂かれて、たった一人で土蔵に暮らす事になる。あてがわれるのは朝と夕の貧しい食事だけ…。

西暦2041年。新世紀の始まりに生まれた子どもがついに四十代の大台を迎える時代。日本は乱れに乱れきっていた。

はじめまして狐猫です。 普段は自己解釈昔話こんな昔話「〇〇」は嫌だ というものを書いているのですが、筆休めとして書いた私の実体験「クリスマスに1人で京都へ旅行に行った男」を掲載…

桃カレー太郎は旅立つ。 実家のカレー屋を救うために。 カレーと昔話を題材とした一話完結型の短編小説集です。

主人公のレンは祖父と暮らす少年だった。 しかし、ある日、祖父が突然亡くなってしまう。 レンは祖父が残した宝の地図を持って冒険にへと向かい、様々の人々を助けていく、、、 感動の童話！

　旅の途中の女冒険者リディは、村を転々としながら魔獣の退治を手伝ったりして旅をしていた。 　とある村を旅立とうとしたとき、強大な魔獣が村に近づいているという凶報が入る。 　 「誰…

年に一度の秋祭り。騒ぎが嫌いなきつねのもとに、子供が迷いこんできた……。 背伸びして毎年会いに来る子と、それを待つ不器用なきつね。 いつか会えなくなる日が来ると、知っていた。