「＆掌編 短編」を含む小説

掌編小説。かつて輝かしかった男が落ちぶれていくのを見守り続ける男の話。

有意義な元旦を過ごして一年のスタートダッシュを決めたい兄と、冷静に対応する妹の掌編コメディです。 ※短編賞創作フェスのお題「スタート」に応えて書いた作品。

瑛太は目覚めると暗闇の中にいた。他に三人捕らえられているらしい。自己紹介をはじめるうちに部屋の電気が灯り、ディスプレイに人影が映った。 人影は命を賭けたゲームだと瑛太たちに告げ、…

目覚めたが体が動かせず、声も出せない。そして何故か後頭部がヒリヒリする。カーテンの隙間から光が差し込んで来る様子もないので、まだ夜明け前だろう。金縛りは人生始めての経験ではあった…

元天文学部の２人が、屋上で初日の出を待ち構えるSF掌編です。 ※短編賞創作フェス参加作品。お題は「スタート」

あらゆることが気に入らない女子高生、篠忍は、心の拳銃で人を撃つ。 両親、クラスメイト、教師に向かって、幻の弾丸を放つ。 殺害の空想をする瞬間、忍は気持ちよくなり、すぐに自己嫌悪に…

短編賞創作フェス、第１回「スタート」応募作品。 ラブコメしないラブコメだっていいじゃない。 2024.01.10作 「危機一髪」https://kakuyomu.jp/work…

分娩室。 スタートからして思い切り“間違えた”話。 「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェス応募作品です。 第一回お題『スタート』。

　「短編賞創作フェス」1回目お題「スタート」について書きました。 　エンド？　いえ、スタートです！ 　新年初の狂気をご賞味あれ！ 　カクヨムWeb小説短編賞2023＆短編賞創作…

編集者の元木は、担当するベテラン小説家・大河角蔵に電話口で、執筆依頼をしていた。編集部で決めたお題に沿って掌編を書いてもらうという恒例企画なのだが、元木は殊更慎重になっていた。何…

彼女を寝取られた「僕」と、その前に現れた「復讐を叶える者」を名乗る謎の青年の織り成す超スピード現代ドラマホラー(ジャンル迷子になりました)。

『兄』は存在しないはずだった。

過去（別名義時代）に某サイトで掲載していたものを一部修正して再掲します。（*加筆修正済） あとがき的な備忘 https://kakuyomu.jp/users/astext_st…

新世界の掌編三本立て 「ずれても最高」 …人は死んだら、隣の世界に「ずれ」るんだよ。 「イッパツ勝負のテレパシー」 …考えたことがそのまま相手の脳内へ送信される―― 　となっ…

あらゆる恐怖症に関する短編集 ※この話に出てくる恐怖症はすべて実在のものですが、症状などは実際とは異なります。あくまでもフィクションですのでご注意ください。

400字の掌編の連作で異世界ファンタジー世界を構築していきます。

買い物帰りに通る道にはいつも笛の音が響いていた。

　紺色の繋ぎを着た男性が、閉店間近の花屋に入った。花とは縁のなさそうな無骨な男性は、それでも店内をあちこち見て回る。冷やかしではないらしい。 　彼が求めていたのは、告白の為の花束…

掌編二本立て 01　お掃除ピボット 「ゆくゆくは、その規模は宇宙レベルへ――」 02　暗号でGO！ 「口から出ていく情報漏洩を防ぐためにはどうすればいいの？」 「伝わってしま…

首なし女という見世物の噂を聞いた。首を失った女をどういう方法でか延命している、そういう内容の見世物らしいのだけど、それが本当なら素晴らしい。この寂れた見世物小屋を建て直す最高の商…