400字の挑戦「異世界ファンタジー」

滝川 海老郎

第1話 プロローグに代えて

カクヨムの短編賞では400文字以上という制限がある。

400字でなにができるのか。

この最小の文字数で掌編小説を書いてみたい。

出来る出来ないで言えば出来る。

ただそれが賞を取れるレベルの文章にすることができるか、と問われたら、難しいと答えるだろう。

1万文字の文字数制限であるので、400で割れば単純に25話書ける。

ちょっとやってみようと思ったのだ。

何事にも挑戦してみるに限る。

一日1話、約400文字の小説を書く。

1P漫画のようなものだろうか。でもこうやって「プロローグに代えて」という文章を書いてみると、意外と400文字というが長いという気がしてくるから不思議だ。

普段は10万文字の小説を書いているというのに、400字でも長いと感じる。それなら10万文字なんて、めちゃくちゃ長いのではないだろうか。

そんなことを考えながら、文章を綴っている。

なおルール上、400字前後ということにして、厳密性は問わないことにする。

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