「ほどほどにフィクション」を含む小説

　本編の第二部、『1　エイブラハムとヴラド』で前述しました“別の機会”――外伝が始まります。 　第一部、ホーエンツォレルン城から帰ってきた二人のその後のお話（第一部と第二部の間の…

六ヶ岳で過ごす中学２年の夏休み。 まだ大人にはなっていないけど、もう子供でもないふたり、旅人（たびと）と永遠（とわ）の物語です。 夏の間に起きた不思議な出来事。そして、この夏が終…

　智子という20代前半の女性が車にひかれて死んだ。即死だった。その事故は車の運転手の意識が無くなったために起きてしまった痛ましい事故だった。しかしおかしな事に智子は自分の末路を少…

闇夜に燦然と輝く赤い瞳。黒い和服を赤い帯で締め、謎に黒いジャケットを羽織る和洋折衷の男・高井戸レイジは、毎夜毎夜、祠を破壊して回っていた。 全ては己の無念を晴らすため、己の誇り…

　ツーリング好きの筆者である僕（米屋 四季）が実際に体験した話をこれからここに綴っていきます。 　実際に体験した話――つまりはノーフィクションなので、怖いと思えるようなものもあれ…

ある日突然舞い込んできた書籍化打診（商業化打診）の連絡。 そこから。 書籍化して発売するまでについて または 計画が頓挫して枕を涙で濡らすまで を、実況するエッセイですよ！！ …

イタリア戦争から逃れるために、かつてイタリア、フランス両国から約3割の人民が平和を求め地中海に浮かぶ無人島へと移住した。 各国の移民により王政が敷かれ、平和と栄華を誇ったその島で…

過去の実際起きた出来事を、有りの儘に書き留めました。 ノンフィクション作品です。

　夢か現実か子どもの頃にサンタクロースとあった事のある太交《たじり》美沙。そんな彼女も高校生となりサンタクロースが本当は存在しないお伽噺だという事を知る。だが美沙にとってそれは周…

カウンセラーってどんな気持ちなのかな、と思って書きました。この話はフィクションです。モデルもいません。

「オシマイの概念だ」 　我妻タマキは超陰キャコミュ症のネガティブ女子高生。家族以外は無関係な他人で、他人怖いと教室の隅すら居心地悪く過ごしてきた。しかし何者でもない、そしてネガ…

ひょんなこと…というか、まあなんやかんやあって幽霊のシズクと仲良くなったある日の事、「ねぇ、七不思議巡ってみない？」とシズクから提案される。 …当然と言うかなんと言うか、それは提…

「お前を追放する——！」 乙女ゲームの世界に転生した、オーウェン。成績優秀だった彼は、ヒロインの行動を咎めまったせいで、悪者にされ、辺境へ追放されてしまう。 隣は魔物の森と恐…

皆様は、妙にリアルな夢を見て、起きてからも鮮明に覚えていることがありませんか。 夏目漱石先生の「夢十夜」風に、筆者が見た夢を書き残していこうと思い筆を執りました。 書き残せる…

『仕事の内容や技術以外のしょーもない所で転ばぬように。』 私の試行錯誤結果、一部をご紹介。 ※記事日付は、ブログ初出日)

日本のとある地方都市、F県淀代市東区。その街には人喰いのバケモノ『鬼人種』が跋扈している。 鬼人種狩りのエキスパート集団『退魔協会』 鬼人種の存在を隠匿すべく奔走する『鬼人種情…

【第18回文芸思潮エッセイ賞受賞作品】

私が狂い出したのはあなたのせいよ。

何気ない日常 でも大人になるにつれて分かったこと この物語はフィクションであるが、私でもある