「邪」を含む小説

私、大地　智輝は、55才で病死した。 亡くなった私は、魂魄となりあの世に有る門に引っ張られ、そこで神様より上位の十三天王の一柱であるミヨワ様（不動明王）から「貴様は円環の理から外…

帝国暦072年。 かつて魔王を倒した勇者の孫だが性欲に素直な男、レオンはパーティーの資金を娼館通いのために横領し、追放の憂き目に遭ってしまう！ 一方その頃、伯爵令嬢ヴィオラは…

　死神。それは死を管理し、魂をあの世へと送る者。そして、人の不遇なる死を望む怪物、【死霊】を滅ぼし、人の生を護る守護者。 　幼い頃から死神に取り憑かれ、周囲に疎まれ続けた少女、『…

尊《みこと》は鈴と結婚して10年…幸せに暮らしていた。 ある日、突然鈴が倒れてしまい意識不明となった。しかも原因が分からない… そこに、伊邪那岐神が現れて鈴の原因は、鈴が持ち帰っ…

溺愛→←心酔から抜け出したい主の選んだ一手とは――。 十二支の獣性を与えられし仙界の守護者、獣神将。その一将である狗候は、主、煌天君より蒼国に蔓延る邪妖の討伐を任じられる。 同じ…

かつて、世界の平和を守った5人の聖剣使いがいた。 彼等の死後、50年の周期に渡り聖剣の所持者が 入れ混じる中、邪王剣暗黒の一本だけは誰の手にも渡らないでいた。 伝承により、闇の聖…

人類の存亡をかけた重大任務に巻き込まれたのは──特別な力を持たない平凡な少年だった!? 「〈勇者の剣〉を届けろ。人間に残された最後の“希望”だ……」 山奥でまずしい暮らしを送っ…

東京都江戸川区にはドラゴンがいない。世界中どこにでもドラゴンなんているのに。ドラゴンを見たことがないという平川知恵に誘われて、一條竜一(いちじょうりゅういち)と平川知恵(ひらかわ…

三話から成る、小さなホラー。ほとんど記憶を蘇らせながら書いているのでエッセイの要素もありますが、実話というか。いわくつきの場所でアルバイトをする主人公雨宮が遭遇する奇妙な出来事。…

※全三四章。 ※あらすじ 　お転婆なエルはダナ家の子。 　やんちゃなニ−ニョはミレシア家の子。 　星座の街を二分する名家として常にいがみ合う両家。その両家に生まれたエルとニ−ニ…

「ねえ、戒様。桜、綺麗でしょう？」 灰色の瞳の少女は虚ろに桜を見上げた――。 初巡察の夜。師匠にして上司の望と共に順調に邪を鎮めていた一真だったが、突如、謎の霊域へ迷い込み、霊…

　ヴェルガノス王国では、光魔法に適性のある白髪に生まれた男女が尊ばれ、一方闇魔法に適正を持つ黒髪に生まれた男女のほとんどが虐げられていた。 　幼い頃から屋敷の中で暮らしていた黒髪…

主人公ユウの住む国は邪物という恐ろしい怪物が出現するようになった。邪物討伐軍に所属した彼は、軍の邪物に対する残酷な討伐方法を目の前にして逃げ出してしまう。 自分も味方も邪物でさえ…

強奪スキルで暴君となっていたブタキム。 邪竜退治に行って遂に反乱を起こされた。 スキル反転の宝珠を使われ強奪スキルは供与スキルに。 そして、邪竜と共に封印された。 こんなことで死…

　生物は獣気という気を帯びている。中でも、ずば抜けた獣気を持つ者たちは獣霊という霊体の幻獣を魂に宿すことができた。彼らのことを人々は獣霊使いと呼ぶ。 さらに獣霊降臨を行うことで幻…

結婚できない弱者男性は40歳を超えた辺りからもれなく気が狂ってくるらしい。 たとえ自覚症状がなくても、少しずつ歪みが生じるようにジワジワと……。 冴えない40代男性会社員、沓名…

信号を無視し、トラックが迫ってくる。 立ちすくんで逃げられない遥花を、突き飛ばすことができたはずなのに。私の取った行動は守るように抱きしめて、いくならせめて一緒に、と願うことだ…

縦に伸びる左目の瞳孔、三本の爪痕のような傷。その少年の特徴を言えと言われたら真っ先にそれらを言うだろう。それが俺─────ユウゴが持つ、生まれつきのものだった。 傷に関しては違う…

時は慶長。宿場町近傍の山村が突如一切の連絡を断つ。様子を見に向かった番所の役人たちも深い森の奥に消えた。調査に訪れた郡方奉行の三男坊、沓沢戈門は、麓の宿場町で変わった出で立ちの女…

初期に書いていた小説のため 未熟な作品で、読みにくい所があるかと思います。温かい心で読んでください。 ◾︎人物紹介 ･零　高校二年生 いつもは優しいけど寝起きだけは悪い ･雨音…