「耳 ショートショート」を含む小説

眠れなくて辛い夜が 息の詰まってしまうような朝が 不意に涙のこぼれ落ちてしまう夕方が 寝たくないと 朝が来るのが怖いと、毎晩 布団の横で泣いていた時 目をつむって、大きく…

人はみな、多かれ少なかれ心の裡に悪魔を飼っているのだろう。 創作というものは己の内面と向き合う行為に他ならないので、 嫌でもそれと顔を突き合わせるのが創作者という生き物ではないだ…

結婚生活には3つの袋が大事とよく言いますよね？でも結婚生活以外の日常においても、皆さんの周りにはいろいろ大事な袋があるはずです。 今回耳を傾けるのは最も身近な袋にまつわるお話…。

新調したヘッドフォンから雑音がして困る僕。 雑音は海月（くらげ）が泳ぐような音に聴こえ、それを聴きながら、雑音が合う音楽もあるんじゃないかと、いくつか曲を流して試します。海月は耳…

平均500文字、「意味こわ」系オリジナルショートショート集。 解説なし。文体や文字数はあえてバラバラにしています。 では噂話に耳を傾けてくださいませ。 ※解説が必要なもの、矛…

この短編は男が、ただ語るだけです。 よろしければ、彼らが語る物語に耳を傾けてあげてください。

「私」は耳に詰まった脱脂綿のせいで、眠ることが出来なくなっていた。 眠ることを諦めて起き上がった「私」は、不穏な部屋に迷い込んでいることに気づいた。 アルファポリス、小説家にな…

これは、訪れるかもしれない未来の話――。 AIが感情を獲得するみたいな話をちょくちょく耳にするのですが、そうなったら何が起こるんでしょうね。仲良くなれるんでしょうか。

ここは身につけているヘッドホンのサイズが、装着者の権力を象徴する世界。 そんなマギー審司並みに耳まわりが肥大化した世の中で、ヘッドホンを誇示する不毛なマウンティング合戦が、いま始…

「いきなりやけどね、ミルクボーイ、面白いな～て思っててね」 「ほーほー」 「でね。ちょっと真似したなってな」 「あ～、わかるよ～。 　あのフォーマットは優秀すぎるもんね？　一…

自分は笑ってないのに鏡の中の自分が笑ってたら、もうすぐ死ぬんだって 昼休みの教室で怪談話で盛り上がる女子高生たち。 怖い話が苦手で耳を塞ぐ楓の身に起こったこととは―― …

自主企画、同題異話SR参加作品です。 午前三時――司はアプリ『田中さん』で、見知らぬ男と通話が繋がる。 彼の失恋話に耳を傾けるが……。

　冴えない青年の中村はある日、同僚から記憶を売れる店があると耳にする。 　言われた住所に半信半疑で足を運んでみると、一人の美しい女性が現れ、こう言ったのだった。 「中村様、記憶…

耳の中で音がする。原因は？

魔がさし、万引きをしてしまった男。 顔を他の店員に目撃され、彼は警察に追われる犯罪者となってしまう。 逃亡生活を続ける男。 そんな彼の耳に、腕危機の整形外科がいると言う話が…

　取材者数は200を下らず！魂をすり減らして長崎の田舎で実話怪談を書く男、松岡真事が満を持してカクヨムに帰って参りました！ 　しかし今回の新作は怪談では無い･･･！ 　数多く…

耳にカビを生やしたこと。 薬を飲みすぎてしまったこと。 おかしなこどもだったこと。 いろは歌の好きなほうを書かなかったこと。 助けられなかったウサギのこと。 そして、彼のこと。

ある雨の昼下がり、芸能事務所の面接に訪れた女子アナ志願者。 彼女が語り出した志望動機は、想像を絶するほどにピンポイントなものだった……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書…

某企画コンテストで1位 第2回ブレイズ・アワード 最優秀作品 自己満足度作品2位etc 選ばれた作品になります。 オムニバスなので気になったカクテルやタイトルだけお読み頂いて…