「甘い香り」を含む小説

（自主企画『三題噺の競作５　「キンモクセイ」 「ビスクドール」 「引き出し」』参加用に書きました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載していま…

　今、俺、的場防斗（まとばさきと）は彼女と抱き合っていた。 　消毒液のツンとする香りにほんのりと汗の匂いと少し甘い香りに。 　授業中だってのに、なんで俺は保健室でこんな事をしてい…

チョコレートの甘い香りに胸が躍るバレンタイン。 朱莉は機嫌よくハート型のチョコレートをラッピングしていた。いつものように幼馴染の家を訪ねた朱莉。 お返しを貰って喜んでいたのだが、…

ミトラと呼ばれる不思議な生き物が跋扈する世界。 人喰いミトラの巣に落ちた旅人たちは、暗闇の中を逃げる中で、人間を助けようとするミトラの声を聞いた。 暗闇の中に甘い香りが漂う。それ…

　幼少期にダンジョンに捨てられて、ダンジョンで鍛えた僕は、最強クラスの力を得た。しかし人間恐怖症である。 　だけど、そんな僕にヒロイン達は、なぜか距離が近い。 　女の子の甘い…

【キスの日記念】 「さぁ、勇者様。一緒にこの世界の闇を打ち払いましょう！」 　突然オレの目の前にあらわれたのは、金髪の可愛らしい聖女様。 　大好きなゲームのヒロインにそっくり…

「あんたの下駄箱なんてゴミ箱と変わらないんだから!!」 休日の校舎。恋する少女が想い人の下駄箱にチョコを入れようとして……？

　ガムテープをビリビリと破いて、箱を開けた直後に漂ってきたのは生臭さとチョコレートの甘い香りが混じった酷い臭いだった。

仲間を失い隠遁していた剣士と荷物持ちの2人。かつての勇名を聞きつけた冒険者志望の少女が彼らを訪ね、即席の師弟関係が生まれる。第27回電撃大賞3次落ち。気分で加筆しながら供養します。

いつも君がそばにいた。幼いころからずっと。 学校へ向かうあの桜並木を通るたびに、君はいつも笑顔を振りまいていた。 癒されていた。君が僕のすべてだった。 ああなぜ今思い出すのだろう…

「とっておきがあります」店主が持ってきた酒は聞き慣れないものだった。「霊酒マンドラゴラ」わたしは興味をひかれそれを注文した。

誰でも誰とでも結ばれるようになった新時代で、廃れたはずの“運命”を見出そうとする少女達のお話。 発達した科学力により、＜α＞に何も珍しさを感じなくなった世の中。運命の存在どころ…

夏休みのある日、努力家の秀一は運動音痴を克服するためランニングをしていた。 しかし高温多湿の環境下での無理が祟り、熱中症になって倒れてしまう。 そこに幼馴染の宮子が現れ、秀一は…

大学生の「私」は恋人を溺愛している。恋人はそれに応えてくれる──甘い香りの付き纏う恋愛短編。全9話。

「宮本くんが、宮本唯くんのことが――」 その日、差し出された『甘い香りの箱』を、僕は受け取らなかった。 この小説は【野いちご】にも投稿しています。

焼き芋の、甘い香りとほくほくまったりした味は、僕を懐かしい気持ちにさせて、兄との記憶を思い起こさせる。 11/23『いい兄さんの日』に、いい兄さんの話を書きたいと思い立ち、ちょ…

これはⅫの国のある世界のお話。その世界は地脈から脈々と甘い香りのする「チョコレート」が流れる、魅力的な世界だった。世界の人々はその高い効能に見惚れ、ある者は薬に、ある者は取引に使…

自作「愛合傘」のスピンオフに当たる短編です

【誕生花シリーズ　258】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…

【誕生花シリーズ　257】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　小箱の中は甘い香…