「宗教 ミステリー」を含む小説

奇怪な精神病と宗教組織。そして兄弟の因縁。錯綜した運命の中で、主人公が選んだ選択とは—— ※ストーリーを五話に分けて、区切りやすくしたので、是非読んでみてください。

京介はコロナウィルスに感染し、腎臓に後遺症を患う。会社は彼のコロナウィルス感染を公表してしまう。会社との対立が京介をうつ病の再発に追い込む。 苦悩に満ちた京介は、心の深淵に埋め込…

前略 昨日ぶりである。 私の入手した、ある女の手記を送付する。 君は信じるだろうか。 この世には、日常の裏に想像もし得ない恐ろしい秘密がある。 この世には、余人の理解も及ばぬ…

　太平洋に浮かぶ数多くの島国で構成される国家、ミクロネシア連邦。 　これは西暦2036年にその国に住む１人の少女によって起こされた奇跡にまつわる物語である。　 　奇跡とは何を指…

叔父は新興宗教の教祖。そういう素質もあって、たまに見えないものがみえます。 （そのため、たまにホラーネタが挟まれますので、いやな方は注意ください） 周りの人に自分の体験を話すと…

ノンフィクションの役割とは何なのか。そして週刊誌の若手記者、池浪耀と鳥嶋蓮角２人が追う宗教団体の代表が殺害された事件の真相とは。

『殺す』という言葉は、誓いの言葉だ。一度、そう口にしたからには、何が何でも『殺す』。必ず、『殺す』。たとえ、何百何千年かかろうとも。たとえ、どれだけの困難が待っていようとも。 ―…

本作は解決編の手前で読者への挑戦状が挿入されます。謎解きを楽しんでみたいと思う方はぜひそこで手を止めて一考してください ＊　＊　＊ 永劫回帰の思想を独自に解釈した宗教「快生…

富士の樹海に魔法使いが居ると情報を手に入れた新米記者『伊和佐ドウル』は、樹海の中で一人で暮らす『粟島チャミ』という少女と出会う。 ドウルはチャミが縄文時代から富士山の噴火を防ぐ為…

大学生活を満喫していた日辻宗平は、一通のメールを受け取った事で恐怖のどん底に突き落とされる。 見知らぬ学生・小井出遥来の助けを借り、なんとかハッカーを撃退したのも束の間、宗平を狙…

「手を触れずにスプーンを曲げることが出来るなら、人の心臓の血管を捻じ曲げるのは容易だと思わないか？」 2018年某月、新興宗教団体「コスモエナジー救世会」のウェブサイトで予告され…

　県内某市で興信所を営む五味民雄。警察界隈では『強請り屋』と渾名されるこの男が訪れたのは、山の奥にある、かつてホテルであった建物。いまは新興宗教『天晴宮日月教団』の総本山であるこ…

人々があらゆる生物の遺伝子を組み込んでいるのが当たり前となった近未来。 その世界の中で、普通の人とそうでない人々がどう生きていくのか。 オムニバス形式で物語を進めています。 第…

ぼっち気味の女子大生、秋月ゆみえは、記紀神話における月の影の薄さを思いながら日本書紀を手に取った。日本書紀の記述に目を疑い、空に浮かぶ月に目を見張る。 通りかかった知り合いと十…

ぼっち気味の女子大生、秋月ゆみえは、ある朝大学構内にばら撒かれた紙を目にする。一筋の紙の道。それはまるで諏訪湖の御神渡りのようで――。そこには不審な行動を取る学生が一人。彼は何を…

ぼっち気味の大学生・秋月ゆみえは蛍鑑賞に出かけ、蛍の歌を詠んだ平安の歌人、和泉式部に思いを馳せる。和泉式部はなぜ水の神様のところに恋の祈願に行ったのだろう？　そして蛍鑑賞会場で遭…

この物語は連合王国の中でも文化、宗教、政治が絡み合う首都において発生する犯罪の中でも特に重要事件と判断された事件に立ち向かう為に魔王の勅令によって設立された 「特定犯罪選任捜査課…

警視庁公安部七課は通称「宗教課」。 様々な宗教と民族が共存する現代日本で 宗教団体の調査を行う女性警察官2人が問う、 祈りの意義、宗教の存在意義とは

既作『そして私は神になってしまった』続編です。 かつて新興宗教に洗脳された妻を監禁までして再洗脳した夫。 夫を神と思い敬虔な信者残すように彼に仕えるがその関係に夫は疲れ果ててい…