「人でなし」を含む小説

パペット探偵、小鹿ひばなは金欠に悩んでいた。 事件が起きない。依頼がない。 このままでは家賃も払えず事務所を追い出されてしまう。 そんな中、一人の依頼人が事務所を訪れる。 「私は…

ＶＲ技術が発展し、電脳上でロボットを作り、戦わせる競技が誕生、活発化する近未来。 主人公、刈谷零一は束縛を嫌い、ただ一人でプログラムを弄る趣味の道を選んでいた。 チームワークなど…

　停滞していた科学は超越者の出現によって急速に発展し、人々は空を飛び回っていた。さらに人智は臨界点へと到達。科学は超科学へ、そして超科学は魔法へと進化し世界はその現実味を失い、フ…

人でなし所謂「魕」、そしてそれらが垂れ流す泥が沈澱してできた街、泥酔ガイ。暴挙、冒涜、忘却がひしめき泥酔ガイは限界を迎える。 人界を追いやられたもの達は復讐を掲げ、人界にゆっ…

異世界転生ものではありません。 世界ただ一人の幻術師ゲノム。 その魔術、幻術とは人の知覚を操り惑わす力である。 そんな魔術を身につける男、ゲノムは正直、幻術以外大したことの無い…

帝国軍所属の魔法師であるムステトはある時、偶然出会った身寄りのない少女、カラーナを養子に迎える。 二人に血の繋がりはない。 あるのは、互いに“歪な思想”を持つという共通点と、言…

自販機の裏、ビルの陰、あるいは橋梁の下――そういう現代の片隅、暗く淀んだ世界の隙間に、魔導師たちは住まう。それは欲望にまみれ人の道を外れた者たち。彼らは己に続く魂を弟子として捕ら…

自主企画 令和３年３月３日３時３３分に投稿するゾロ目企画参加作品です。 以下　あらすじ 悪の組織メトロームの幹部『デスピエロ』 正体不明の妖艶な娘『デーモンビッチ』。 最終決戦…

一度目は、恋愛小説の悪役令嬢。 二度目は、孤児。 三度目の正直と転生したリスティアが望んだ人生は、ただ、ただ普通の人生。 親に愛され、平凡に生きていく。 誰にも、何者にも脅かされ…

人間は反転する。 善から悪へ、悪から善へ。 だが、今はそれだけではない。 肥大した感情は人間そのものを反転させてしまう。其れが良き感情であろうと悪しき感情であろうと全て等しく反…

〝怪物街〟は外界と遮断された人でなしたちの『楽園』だ。 そこに住まう少年、白木玖朗は一度死んでいる。 自身の葬儀に参列するも、そこは誰一人涙を見せるものもいない、形だけ…

台風が過ぎ去った朝、お役者目明しと異名をとる泪橋の浮多郎は、思い川に身投げした少女を救った。 少女を探して浮多郎の家へやってきた母親は、お礼をいうどころか、目明しだから人助けは当…

　態度の悪さで敵を作る探偵と、そこに乗り込んだ助手志望の男。 分かり合えない二人の行き着く果ては？ 【登場人物】 探偵…態度の悪さ故無駄に敵が多い。助手の害意にはすぐ気付き、ス…

男の家系は、代々、ある花を管理してきた。 それは幸せをもたらす花。 その花のお陰で、男の家系は今まで重宝されてきた。 だが条件として、十五年に一度、生け贄を差し出さなくてはいけな…

主人公・九丹島 ミナトは、図書館の玄関ホールに突っ込んできた車に轢き潰されて、無残にもその命を散らす だが、彼の命運は尽きなかった ミナト自身すら知らぬ間に、時間が巻き戻ったのだ…

人でなし：人情の欠落した人、酷薄な人、冷酷非道な人、という意味で用いられる表現。人ならば誰しもが持ち合わせていると言い得るような優しさや思いやりの心を持ち合わせていないかのように…

＜ヒトガタ＞と呼ばれる機械知性と人類との戦争から半世紀が過ぎた。科学技術の制限された戦後の日本・京都で、大戦の遺物である一体のヒトガタが目を覚ました。血の雨の降る古の都で、かつて…

まさかここまで自作で拗らせるとは思わなかったきいろの限界オタク日記です。 本編 「人でなしたちは推理をしない〜人間殺しとパペット探偵〜」 https://kakuyomu.jp…

お題はシンプルに、姫のピンチを救う白馬の騎士的な感じで。 書きたかったのは、カッコイイ戦闘場面と締まらない団長のギャップ。 本当の【龍涎香】は貴重な天然香料で、マッコウクジラが…

『1945年8月15日――最後の連合国、アメリカ合衆国は大日本帝国に無条件降伏した』 ナチス・ドイツと大日本帝国が第二次世界大戦において勝利せしめた世界。 イタリアは独逸第三帝…