「不思議文学」を含む小説

セックストイになってしまう男の子の話 彼は、彼女のことで頭がいっぱいで好きでたまらないのに、彼女はもう一週間もメッセージを返してくれない。男の子は彼女に会いに行くも...?? 現…

あの別れの季節、私は先輩の知っちゃいけない秘密を知ってしまった。

　12月25日、クリスマス。 　遊園地の入り口に足を運んだ彼に、受付係の女性が言う。 「カップルですか？」 　ーーその言葉に、男はひどく恐怖した。

「私」の日常に突然現れた、並外れた美貌をもつ「少年K」との不思議な学生生活を通して、自分が本当に愛すべき人間は誰だったのか気づいていく、ミステリー系純文学。 前編と後編に分かれ…

赤の女王に首をはねられる……前に夢から醒めて良かった。 絶妙なタイミングで起こされた。あれは僥倖だった、とアリスは思う。 起こしてくれた姉ちゃんに感謝だ。 ちなみに「僥倖」とは、…

誰もいなくなってしまった世界に一人残された茜。 現実世界よりこの一人の場の居心地のよさに浸っていると、彼女と同じ名をもつ『アカネ』という女性が現れる。 反する性格のアカネに居心地…

現代とあるいは現実とちょっとだけ違う不思議なお話をまとめました。 どこからでも読めるようになっています。

アジールの外部は誰も知らない。

私はすでに改稿された。

私に聞こえる声が反響して増大した。男が私を見ているからその音がするのかもしれない。私は監視カメラに見られているがそれはもう終わった。私を閉じ込めるものは私かもしれないし兄かもしれ…

クリニックから来た女はクリニックにとらわれる。

水からの伝言

私の名前は近藤　楓（こんどう　かえで）。七陣小学校に通う小学五年生で、図書委員をしています。そんな私が放課後の図書室で出会ったのは、ミステリアスな少女の神隠　葵（かみかくし　あお…

帰り道、気がついたら祭りの中にいた。 けんとは賑わいの中を歩き、見たことのない屋台を見つける。 「文字釣り」 それがその屋台の名前だった。

気持ちに響いた事を書きます。 このような機会があったので是非書いてみようと思い立ちました。

　君の記憶が失われていく度に、僕の鼓動は少しずつ聴こえなくなる。 　僕が死んでも君は忘れる。 　僕が万が一にでもこの世界から消えたとしても、君は僕のことを知らないまま世界を生きて…

コバルト文庫の短編小説賞に提出しようとしたけれど、間に合わなかった作品です。 あまりにも不憫なので公開します。是非ご一読ください。 （他の文学賞に送ったら非公開になるかもし…

小学生の頃、クラスメイトが行方不明になった。もしかしたら、彼女の声を最後に聞いたのは僕かもしれない。そうかもしれない声が大人になった今でも忘れられない。その「声」を思い出すから、…