「不思議少女」を含む小説

サキは見た夢を話さずにはいられない困ったちゃん。でも、夢は突拍子もなくて意味が分からないものばかり。いったい、どうしてこんなことを話すのだろう。

「古くから若者たちはたびたび同質化を図りまるで他者と自分が同じ人間であるかのような格好や立ち振る舞いを見せてきた。いわゆる流行だ。ところが、現代ではさも相手の異質な部分が自分にも…

エブリスタの超妄想コンテスト「子どもの頃の友達」で優秀作品に選ばれました♪ 7歳の誕生日にクマのぬいぐるみをプレゼントされた。 そのぬいぐるみの声が私には聞こえた・・・。 …

カナダの小さな島に突如現れた記憶を無くした少女と、日本で自分を見失って荒んでゆく女子高生。二人の少女が出会った時、その「愛」は加速した。「ミステリー」の骸を被った様々な愛の形。

水に魔力が宿る雨の国。 不思議な目を持つ少女・デイジーは、偏屈な調色師の紳士・ルーセントに拾われ、彼の工房で働くことになる。 工房では魔力の宿る絵の具を作っていて、町の人たちか…

関西人なのに、話すのが下手で面白いこともなかなか言えない。オチって何それおいしいの？ 私・神戸七海は、そうした苦しみから逃れるため、しばしば1人神戸市須磨区にある海岸へと足を運…

『雨の国』で暮らす少女ライラは、妹のために『幻の青い花』を求めて緑の扉をたたく。 　扉のむこうは不思議な絵の具を作る工房だった。 　連載中「絵の具をひとさじ」本編の時間軸よりも…

読み切り短編集。 少女が育った京都の町は、幻想的なもので溢れていた。 思い出を、ひとつひとつ物語として紡いでいく。

本を読むくらいしか楽しみのない充は、高校生活を憂鬱なものだと感じている。 いつものように図書室に一人でいると、突然少女が現れた。 少女との出会いによって、充の高校生活は変わるのか…

不思議な世界の詩です。（※重複投稿しています）

不倫相手に刺された男は、気がつくと小さな舟の上にいた。 一緒に乗っているのは女の子。生への執着を失いつつある彼女に、男は――

──差し出すその手が空を切るかどうかは、差し出してみないとわからないのだから── とある田舎町に様々な"縁"が常人より僅かに深い少女がいた。特別な力は持たないが、"彼等"に寄…

ノートブックを手に世界を練り歩く。 その少女は神様だった。無知な神様は、たまたま迷い込んだ男の子と旅に出る。男の子を元の居場所に帰えすため。 2人の行先にどうが幸あらんことを。

主人公:八月朔日奏 学級委員:浅倉なる

　夏から秋にかけての新月の晩、お山に明かりが三つ灯ったら、それが狐火の市の立つ合図です。 　作法は三つ。狐の面をかぶって素顔を晒さないこと。提灯を持って歩いてゆくこと。何があっ…

ひとはそれを「奇跡」「運命」あるいは「神様の悪戯」と呼ぶ。あなたはその正体を知っていますか？サクッと読める、短編小説。

水野谷くひなは、悩める女子高校生。 チンチクリンな容姿に全く以て自信がなく、劣等コンプレックスすら抱いている。 座敷童と揶揄され傷つくこともあるが、貯蓄して現代医学に頼れば何とか…

「橋」という課題で書いたショートショートです。 ちょっと不思議なファンタジーになってます。（ほんとにそうか？）

「高校に入っても一緒に漫画描こうって言ったのに、なんで？」──私はそれに答えられないでいる。空っぽの心のまま迷い込んだのは、魔女が営む喫茶店だった。 コバルト短編賞投稿作その○…

　高校一年生の森谷露は真っ暗な夜の中で黄金色に光る一匹の不思議な蝶とであった。