それは幻の…夢見るホテル

daisysacky

 話の始まり

  何をやっても、ダメな時はダメ。

 失敗する時は、どんなに頑張っても、失敗するものだ。

運なんてそんなものだと、当時の自分は、そう思っていた。

いつまでも、パッとしない自分に、突然起きたこの出来事は…

まるで現実味がなく、夢の中の出来事のような気がする…

そうして今、自分は夢かうつつの世界にいるのではないか…

時折そう思うのだ。

これは、そんな不思議な物語…

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