「マイノリティ」を含む小説

札幌市。かつて脚本家としての未来を諦めた主人公、相羽は大通りのある企業に勤めていた。 社会人としての日常を過ごす相羽の下に、かつての所属していた大学劇団のスター・河南が突拍子もな…

2022/5/29 文フリ東京にて発刊、短編集「生き永らえよ救いはなくとも」に収録している「ちがいたくない」の冒頭試し読み。互いをマイノリティ"飲血人種"だと思っている男子高校生…

単に思ったことを書いた

奨学金で大学に通うと、卒業と同時に700万の借金を背負うことになる。 そんな絶望に抗うべく“自分を売って”生きる学生たち。 これはクロスドレッサーと呼ばれる異性装者の僕と、 憧れ…

中学生が集団になれば分別なんてものはあるわけ無いし、多感が服を着て歩いているようなもので、知性があれば虐めなんてしないだろうし、感性があるなら誰を好きになっても、その気持ちは認め…

　市内最大の繁華街「ミナミ」を管区にもつ、南方面分署警ら課のクドーとリウは、＜モレリア・カルテル＞の内部情報を持ち出した、元構成員ダニエラ折場のパートナー、高城ルシアの警護と証拠…

ここは歓楽街の片隅。金魚のオブジェを前にして、“私”と“弘子”さんは出会った。 マイノリティを生きてきた私たちは、少しずつ少しずつ、お互いの過去を語り合う。“私”が話す父の思い出…

ドライヤーガンをあやって紀眞(おのれいま) の敵「はれあけ」の継承者と闘うキヨラ。婚約者ではない匕背(さじせ)トオルはキヨラに恋してて不幸です。頑張れキヨラ！ 二人は「はれあけ」…

どこにでもいる男子高校生、巻田ヨウスケは大好きなサッカー部で日々練習に精を出していた。レギュラーの多くは三年生ではあるが、ヨウスケと親友のハヤトの二年生コンビがチームを支えている…

大学の文芸部で創作した短編をリメイクしました。2001年冬、東京都新宿区の職安通りで、今まで見たこともないほど美しい女性が歩いています。本当に儚い美しさを前に「私」は心をかき乱さ…

少子化に悩む、ある国での話。 とある企業が、画期的な、人体に埋め込むマイクロチップを発明した。 だがそのチップには弱点があり、やがて悪用されるようになる。 ロバート（仮名）も、そ…

ドライヤーガンをあやって紀眞(おのれいま) の敵「そらうみ」「もっともすみ」の残党と闘う先代の姉キヨラと合体して美少女になる少年タカラ。婚約者匕背(さじせ)トオルはキヨラに恋して…

奇形児として生まれたが故に、 誰からも愛されなかった子。 たまたま聞こえてきた選挙演説の 「〇〇アキラ！〇〇アキラで御座います！」 それでいいやと「明（あきら）」と名付けられた…

「今更だけどさ、別に話さなくてもいいし、聞きたくなきゃ言ってね。」 「それは、そっくりそのままお返しします。」 片手だけ手袋をした髪の長い男と、高校生の少女。この日初めて顔を合…

　アフリカ系ハーフとして生まれ日本人の両親に育てられた女子高生、立花 恋桜奈(たちばな れおな)17歳。 　ある日、彼女は神戸の街中で傷だらけの少女と出会い人生が一変する。 　人…

これは、親子間の愛情や子育てや介護などを否定するものではありません。 本作品に書かれていることはすべて私自身の価値観です。誰かにこの価値観を強要したいわけではありません。 ご理解…

見た目は外国人、でも中身は生粋の日本人。タレントの副島淳さんをモデルにしました。 あらすじ： 日本生まれ日本育ちで日本国籍の黒人ハーフ　本田省吾は念願叶って北海道警察に採用され…

マイノリティや人に好まれない特徴をもつ少女たちが諦め、妥協して、自分でいる物語。

自分は聴覚障害者だけど、「ろう者」が嫌いです。 もちろん中にはいい人もいるけれど、それでも嫌いなもんは嫌いです。 日本手話？　ろう者の歴史？　手話とろう者の地位向上？ 知っ…