人の心や考え方は十人十色。言葉を聞いた事がある方がほとんどだと思いますが、はたして実生活で意識しながら行動出来ておられる方がどれくらいいるのでしょうか。
作者様はご自分が聴覚障がい者である事を自ら語っておられます。その作者様が今まで生きてきた中で感じた憤り・不信感・共感や確執など……赤裸々に語っておられます。
その中で私たち健常者が考えもしなかった事、気付かずに今まで生きて来た歩み。その中で知らずの内に健常者だから障がい者だからと押し付けていた事はありませんか?
この作品を読めば、今まで考えもしなかった考え方、知らずの内に相手に対して働いていた失礼なんかも、気付かせて頂けます。
もちろん全ての方とは申せませんが、障がい者の方がどのようにお感じになり、健常者はどのように今まで見ていたのか。お互いを知る機会になりますので、一度読まれてみてはいかがでしょうか。
新たな気付きや、今まで気付けなかった新しい視点での考え方も持てるようになるかもしれませんよ?