概要
彼女は「あたし」が護る。
市内最大の繁華街「ミナミ」を管区にもつ、南方面分署警ら課のクドーとリウは、<モレリア・カルテル>の内部情報を持ち出した、元構成員ダニエラ折場のパートナー、高城ルシアの警護と証拠品の回収にあたることになる。
警察側に内通者がいたことで疑心暗鬼になっているふたりに苦心しながら協力を得るものの、内通者によって追手が迫り、動きを封じられていく。援護が得られず孤立するなか、挽回するキーは、違法建築を含めた建物が密集し、立体迷路となっている地の利。そして、この街の〝幽霊〟だった。
警察側に内通者がいたことで疑心暗鬼になっているふたりに苦心しながら協力を得るものの、内通者によって追手が迫り、動きを封じられていく。援護が得られず孤立するなか、挽回するキーは、違法建築を含めた建物が密集し、立体迷路となっている地の利。そして、この街の〝幽霊〟だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こういう百合が欲しくてたまらなかったんだよ!!!
まず魅力にあふれる架空の繁華街"ミナミ"の描写
名前から分かる通り大阪のミナミをモデルにしていながらも多数の人種が入り混じる光景は現実のミナミとはかけ離れている
しかしながら大阪というその土地は本当にこうなっていたかもしれない、そう思わせる不思議なリアリティに満ちた空間が描写されているのが素晴らしい
会社帰りに彫りの深い同僚と人波に揉まれながらシャシリクの匂いを嗅いでどこの屋台で一杯飲んで帰るか相談する、そんな日常があったかもしれないと想像させられてしまう
そして魅力的なバディの数々、長身で高い戦闘力を持ちながらも不愛想なことが玉に瑕な女性と幼い見た目ながらも機転が利き持ち前の明るさで人を惹…続きを読む