まず魅力にあふれる架空の繁華街"ミナミ"の描写
名前から分かる通り大阪のミナミをモデルにしていながらも多数の人種が入り混じる光景は現実のミナミとはかけ離れている
しかしながら大阪というその土地は本当にこうなっていたかもしれない、そう思わせる不思議なリアリティに満ちた空間が描写されているのが素晴らしい
会社帰りに彫りの深い同僚と人波に揉まれながらシャシリクの匂いを嗅いでどこの屋台で一杯飲んで帰るか相談する、そんな日常があったかもしれないと想像させられてしまう
そして魅力的なバディの数々、長身で高い戦闘力を持ちながらも不愛想なことが玉に瑕な女性と幼い見た目ながらも機転が利き持ち前の明るさで人を惹きつける女性の主人公バディは勿論、作中では魅力的なバディと呼べる存在が他にも登場することは今作の大きな魅力だと思う
とにかく素晴らしい作品でした