「アヤカシ」を含む小説

とある田舎の町。白花町の中学生、白羽ミントは、ある日、取り壊されそうになっている小さなお社の前で、白いキツネと出会う。 キツネは自分を「シキガミ」だと言い、ミントのスマホに住み着…

高２の秋、仲良しの【カンナ】【シオン】【マリ】とビーチコーミングに出かけた【コヂカ】は、そこで「えんじ色」の不格好なシーグラスを拾う。 ちょっと歪だけど綺麗なそのシーグラスには…

この世界には多種多様な生物が住んでいる。 その中には普通の人間には視ることも触ることもできない生物がいる。<br>だが、稀にそんな生物のことを視ることが出来る人間たちがいる。彼ら…

凌は【霊感】が【強すぎる】。 不意に現れる死者の姿『幽霊』に、幼い凌はいつも泣いて逃げるしかできなかった。 そこから守ってくれたのが兄だった。 中１となり、少しは『幽霊』を避け…

　《想念獣》。 　嫉妬や羨望、恨み、憎しみといった人間の抱く強烈な「負の感情」が、顕現・実体化した異形の存在だ。 　そんな強い「負の感情」が実体化し力を持った《想念獣》は、古来…

この世は本来行く道から外れた世界。 人と妖怪が言葉を交わし、まじわり、他とは時代軸が混じった世界。 路地に設置された鳥居をくぐればそこは妖の世界。 妖の住む世界は“彼岸町“とされ…

鳥塚玲央（とりつか・れお）と愛理（えり）の兄妹は、悪霊や妖怪を祓う能力がある。そんな二人が海に遊びに行けば、当然のように、とんでもないことが起こるんですねー。

安倍晴明の先祖返りの二人。 人ならざる者を見る・聞く・話す・触ることのできる安陪春明《あべのはるあき》と 見る・聞く・話す・触るができない近ノ衛美琴《このえみこと》の 女の子に見…

主人公・番場虎吉（ばんば　とらきち）はある晩、謎の怪物に襲われて半吸血鬼になってしまう。 人間に戻る方法を探すため、虎吉は『アヤカシ堂』と呼ばれる不思議なお店で働くことに。 『聖…

友達がおらず楽しみもなく、かと言って自分を変える勇気もなくただ無為に日々を過ごしてきた高校生、あすかは、不可思議な店に吸い寄せられるようにして入ることになる。そこに居たのは、様々…

続編（シリーズ化）未定のため「完結」扱い ＜あらすじ＞ 四神島――東方四神国〝朱雀〟信濃領を治める若き領主は 頼もしい勇士たち――〝十本刀〟を従えていた 〝四神島〟を舞台…

登場人物はユーデモニクス、龍神の娘が征く、真夜中のアヤカシ洋菓店へようこそ。から登場します。 他の作品の入り混じったお話。 とある方への誕生日プレゼントの為だけに作成✧٩(ˊωˋ…

ほのぼのした田舎町でアヤカシと少女の日常物語。 個性豊かなアヤカシたち。　 トモリが大好きな龍神（ただし、心の内だけで接するときはクール） 可愛らしい河童、木霊、田の神の眷族狐、…

　現代より遥か昔、まだ時の光が葵御紋を差していた時代。日本は黒船来航の後、西洋渡来技術で発展していく。 　しかし、そんななか、妖怪、モノノケ、怪異、魑魅魍魎――。伝奇と笑う存在は…

その昔、狂気が世界を飲み込んだ。 電波防壁に包まれた未来都市「天土《アマト》」そこに暮らす人々は、量子界通信と生体ナノマシン技術、そして、人知を超えたAIネットワーク『タカマガハ…

根津美術館にて開催中の特別展「酒呑童子絵巻」。その開催を知った瞬間、私に衝撃が走る――！！ 拙作アヤカシ記者シリーズにはシュテンちゃんというキャラがいる。 名前の通り酒呑童子であ…

幼い頃、火事で両親を亡くした少年、鬼頭夜一（おにがしらやいち）はバイト帰り、いきなり鬼に襲われる。 そんな彼を救ったのは長い銀髪の半妖の少女だった。 「あなたは、何者？」 西暦…

ーー高校三年生の夏休み、ぼくは京都にいた。 顔も知らない「許嫁（いいなずけ）」に挨拶をするためである。 地元の茨城を出てはじめてのひとり旅をするぼく。 その目の前に現れたのは…

刻は江戸初期。 元和三年、西暦にして一六一七年。 大阪夏の陣が後、天下泰平の世が訪れた。 されどまた――そんな治世に合わせたように京に現れる辻斬り多数。 中でも京のソレは異様…

妖獣と呼ばれる、人間と同じ姿ながら人を"食糧"にする種が存在する世界。 主人公もまた、狐と狼の血を引く妖獣の一人だった。ひっそりと人間に紛れて暮らしていた彼はある日、妖獣を退治す…