「奇譚？」を含む小説

「応仁の乱」以降の凄惨な始まりの時代は、ヒトの心にも戦国を呼ぶ。 妖（あやかし）が跳梁する室町末期を始まりとする怪異譚をあなたに…。 それはヒトであり、ヒトでなし。入り乱れてあや…

それは、何処にでもある日常

一話完結のショートホラーで物語詩の形式をとります。タイトルは昼間の”ヒトの言葉”で語られる刹那にふと真夜中の時間が明滅する。そんな境目の世界を垣間見る事もある。そんなお話を語って…

十七歳の少年──有馬静希はいつも通りの日常を送っていた。しかし、有馬家に介入してきた男こと藍沢雅臣と出会う。それから少年の日常は音を立てて崩れていく──。

何やら訳ありの、人嫌いの気のある主人公が成長しながらファンタジー世界を謳歌する話です。 自身や世界の謎を解き明かしながらまったり進みます。 どちらかというと女性向け。 ※ 鬱展…

九六二年前。人類を捕食する存在『鬼』が出現。対抗する術を持たない人類は息を潜め、ひっそりと暮らすようになった。 身寄りのない子どもがあふれている現在。少年もその一人だった。 少年…

僕は鍬形龍之介、今年高校三年になったばかりだ。 背が低く、体重は軽いが、柔道だけは誰にも負けない。 それも今みたいな形にはまったスポーツじゃない。 もっとのびのびしたものがやりた…

魔法が飛び交い、魔王が治める国、ゲルテナ。 今日もどこかで事件が起こっている。 そんな国に生きる、魔導師見習いエルマの、魔王になるためのストーリー。

なんでもありのショートショートです。

共感性の強い方は一応お気を付けください。 ホラーではないと思いますがそういうのが苦手な方も一応お気をつけください。

曰く、９９年を生きた道具には妖気が宿る。 宿った妖気は魂へと転じ、道具に新たな命と自我を授けるという。 そうして自我を得た道具を、人は“九十九神”、或いは“妖怪”と呼んだ。 八…

短編集です。 古典の名作の冒頭からはじまる物語りです。東京の街をテーマに、吹き溜まりの中に埋もれているささやきや、つぶやきを拾い集めて作品にしました。

　量子力学による真空のエネルギー、それを体系化できるようになった人類。後々、そのエネルギーを我が身ひとつで制御できる人間が現れた。その能力を持つ者の中でも、特に強大な者、その呼称…

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

高校2年生、一ノ瀬いち佳（いちのせ　いちか）の日課は朝の走り込み。 いつものように走り込みをしていたら、目の前に見たこともない生き物が！？ いち佳の目の前に現れたのは、月風（つ…

古事記で馴染み薄い「月読」の存在を題材に、とある気質を持つ人たちの起源について想像を膨らませたお伽話です。

連作集市岡奇譚の前日譚です。市岡父と市岡祖父母の話ですが、これだけでも読めます。内容としてはタイトル通りです。

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より