「「雪」」を含む小説

1日1ショートショート、31日目。 12月の誕生日。恋人を失ってから初めての誕生日に、私は、積もった雪を固めて雪だるまを作った。死んでしまった恋人が、笑顔で、楽しそうに作った、雪…

『雪の刃―殺し屋の元王女さま』の前日譚、ここに登場！ 雪の果て 千歳の歌よ 夢に聞く 君と結びし 祈りは絶えず 遥かな昔、雪原に眠る青龍と契約を交わした一人の王女、鳳華。 彼…

千雪が選ぶのはー"黒"か"白"かーー？

仕事に疲れたキュウジは衝動的に会社を休み、空飛ぶバスに乗り込む。バスの中で出会ったマホコとともに「雪の国」と呼ばれる静かな場所で、孤独や悩みを分かち合いながら日々を過ごす。

自由奔放で寝坊助な雨ヶ谷夏夢（あまがやなつめ）と、それに振り回される晴宮陽花（はるみやひばな）。どこか変わっている二人の青春の物語。

17歳の春─… 高校2年生、4月クラス替えの季節。 仲の良かった友達とクラスが離れてしまった海晴は教室でひとり窓の外の桜を眺める綺麗な顔の男 真雪と出会う。 誰とでも仲良くなる…

闇の社会に漬かりきった男、衛藤嶺臣(えとう・れお)──。 嶺臣との濃密で、でもどこか稀薄な関係を溺れながら手離せない、白雪花乃(しらゆき・かの)──。 男を見つめる女、女の向こ…

短歌連作8首です。よろしくお願いします。

二千字〜七千字程度の、さっくり読める短編を集めました。お暇つぶしのお供などにどうぞ。

　高校の教室で、雪についての授業中。 　何人かの生徒が、私に好奇の目を向けてくる。 　気分の良いものではないが、仕方ないだろう。なぜならば、私は……。 （「小説家になろう」「エ…

【!!!ATTENTION!!!】 この小説の作者は日本人ではありません。 日本語があまり得意ではないため、文法や表現に間違いが多いかもしれません。 その点について、まずお詫び申…

小学３年生の太一は元気いっぱい。毎日走り回ってばかりいる。けれど、そんな彼も雨の日だけは大人しくなってしまう。「また傘忘れたんでしょ。一緒に帰ろ？」今日も傘を忘れて途方に暮れてい…

短歌連作七首です。よろしくお願いします。

竜石堂玲緒菜は学園でも人気の品行方正なお嬢様。だが、とある事情からギャルになっている現場をクラスメイトの人相の悪いチャラ男（誤解）神無月雪之丞に見られたので空き教室へ呼び出して消…

主人公（ヒロイン）はある冬の日、元婚約者の一周忌法要へ向かおうとして、いくつかの偶然が重なったことで北岩手の小さな駅前の神社に雪晴れの夜にだけ出現するという「冬の七夕祭り」という…

【カクヨムコン10短編部門応募作品】 陶王朝は馥宗の御代。 元宮廷画家の宦官・洛雪は陶に敗れた西方の遊牧民族・イル族の王女であった胡妃の絵姿を描くよう皇帝から命じられる。 言葉…

挑発BABYシリーズ文庫化御礼小説。

　一つの災厄が新たな災厄を呼び、時には総てを引き起こす。そうして或る一つの大陸中に災厄が広まって数年が経った或る日、数十ある小国の内の一つ『扇晶国』の国王。神の加護を受けた扇で以…