概要
思い出を抱きしめながら、二人の間に確かにあった幸せな時間に感謝と祝福を
主人公(ヒロイン)はある冬の日、元婚約者の一周忌法要へ向かおうとして、いくつかの偶然が重なったことで北岩手の小さな駅前の神社に雪晴れの夜にだけ出現するという「冬の七夕祭り」という不思議なお祭りの庭に迷い込む。そこで亡くなった元婚約者と邂逅し、大好きだった彼のいいところをひとつずつ思い出し、大切に抱きしめながら、かつて二人の間に確かにあった幸せだった時間に、感謝と祝福を捧げていく。祭りのあと彼女の元婚約者(彼)に対する思慕は、祭りの場で邂逅再会した彼本人(霊)の願いもあり彼女は新しい恋をすることで過去と折り合い、区切りをつけて、新しい道を歩きはじめる。
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