「どこまで？」を含む小説

ある日の夏休み。丘の上の秘密基地で佇んでいる、どこか冷めている小学4年生のけだるげな少年『しんや』 いつもと変わらぬ故郷の風景を眺めている彼の前に、見知らぬ少女が現れて…？ 注…

公爵令嬢クリスティナ・リアナック・オフラハーティは、自分が死んだときのことをよく覚えている。 「お姉様のもの、全部欲しいの。だからここで死んでちょうだい？」 そう笑う異母妹の…

【2022年8月25日（木）MF文庫Jより発売！】 どこにでもいる「普通」の高校生になりたかった、暗殺者という裏の顔を持つ高良縊想星。 想星に一目惚れし、告白して彼女になった、…

現在、喫煙者の立場は年々厳しくなっていると言えるだろう。 そんな彼らの、どこでも起こっている。そうに違いないお話。 ✳︎内容については、あくまでフレーバーとしてお楽しみ下さい。…

お題「昨日失くした涙」で書いた短編です。 「傘を持たずに歩いたら」の続編で書いてみたBLになります。

ある時参加した治験により、不吉の象徴として忌み嫌われるカラスの翼が生えてしまった青年、八幡裕介。大学で人気者であった彼は、翼を欠点として隠し続けてきたが、通り魔に襲われた女の子を…

　学園一の聖人君子と噂（評価）されている青年・鏑木（かぶらぎ）竜正（りゅうせい）は、二メートルを越える巨大な芋虫の化物と遭遇する。薄羽を持つ芋虫の化物は、なぜか鏑木を執拗に追いか…

--- ※最終更新がかなり前ですが、実は最近書き溜めが順調に進んでいるので、近々近況ノートの方で更新計画など公開できればと思っています。 --- 　それは異世界エルリアからの侵略…

　そいつは人生を楽しんでいた。いや人生を楽しむことしかできなかったのだ。 　そいつは悲しみを、喜びを、恐怖を、全て喜びで表現した。 　喜びに満ち満ちた人生の中、そいつは他者の人生…

夏の太陽が降り注ぐ街道を、ふらふらになりながら、男は歩いていた。 旅慣れぬうえに暑気にやられ、挙句の果てに、突然の雨に降られてしまう。 ちょうど差し掛かった峠道の先に見つけた、小…

何気ない日々の中、華は学生時代に友人とよく遊びに行っていた縁結び神社へと足を運ぶ—————… そこで出会ったのは、出会ったことの無いはずなのに、どこか懐かしい人… この恋は、…

　 　日野 玖虎（ひの　ひさとら）は長距離トラック運転手で生計を立てる２６歳。 　 　そんな彼の学生時代は荒れており、父の居ない家庭でテンプレのように母親に苦労ばかりかけていたこ…

　僕たち七人は気がついたら見知らぬ場所に「異世界転移」させられていた。共通するのは見たこともないアーミーナイフを持っている事だった。互いに自己紹介をし、もとの世界に帰るために、と…

どこの学校にでも”七不思議”という”如何にも”な噂があるのではないだろうか？ ご多分に漏れずうちの学校にもそういったものは存在しており、その内容もどこにでもあるような、実に他愛の…

彼は、どうやら別の誰かの体に魂を宿してしまったらしい。いわゆる、転生というヤツだ。 体の持ち主、柊廻は普通の女の子だ。きっと、引っ込み思案で自己表現が苦手で、だから暗い性格をし…

どこかの学生の、ほんのちょっとの青春短編。 すぐ読めるので、感想もらえると喜びます。

見渡す限りのトウモロコシ畑。広大なアメリカの景色。 その中をオープンカーで旅する四人組。 彼らには、「世界の崩壊」に関わる目的があった。

自由自在の世界――白昼夢。 管理人の後継者を巡って突如始まったタタカイに困惑する華夜《かよ》。 そしてそんな彼女を執拗に追いかける少女――弼《ひつ》。 かつて親友だった二人の逃…

どこにでもあるような日常がマグカップを落としたことをきっかけに壊れていく。 主人公の身体に一体何が起こったのか、物語が閉じられたあとどうなってしまうのか。誰も何も知らないまま、当…