「音楽 小説」を含む小説

1980年に生まれて、2000年に20歳になり、2020年に40歳になる。生きていれば。 その時代の話をする。

喫茶『花田屋』で親の手伝いとして働く花田由美は様々な人との出会いを経て自分の人生を見つめなおす。 「喫茶『花田屋』へようこそ！」「ヒガンバナは貴女の手に咲く」「海賊たちの声」の三…

　大阪府八尾市にあるとある町工場に勤める男、三島は天王寺駅でストリートライブをしているミュージシャン、カナリアにご執心で、彼女のライブに毎日のように通っていた。そんな折、急に彼女…

貧乏地方大学生の生田と丹生の二人は、推しバンドの全国ツアー情報を心待ちにしていた。 推しの出演する大型音楽フェスの第一弾が終わり、いよいよツアー情報が解禁されると踏んでいた二人だ…

彼女はつかれやすい。 疲れやすいのではなく、憑かれやすい。 ふとした拍子に、幽霊に憑依されてしまう彼女。 身体を乗っ取られれば、彼女の意識は眠ってしまう。 そんな彼女を、元に戻…

Twitterでいただいた、「Mr.Children」「背中を押しているから」というお題を元に執筆した小説です。大病に侵された恋人たちの、音楽と生と死の物語。人は、いつか死ぬ。憧…

　Les Freresやドビュッシーを良く聞き、愛する作者が中二のちっぽけな二人の無謀すぎる挑戦のお話をお届けします 　――音楽ってこんなにも面白い (音楽小説の形式を借りて…

どこかで聞いたことのある音だ。ある日、立花由香は、ショッピングモールの広場でのピアノの演奏に足を止めた。演奏をしていたのは、タキシード姿の男子。その姿を見た、由香の胸はふいに高鳴…

「いいかい？　黒魔術とはね、人の心を操るものなんだ」 町で一番美しい娘のサーラは今日も悩んでいた。 なぜなら興味の無い男達が、次から次へと彼女にアプローチしてきたからだ。 きっと…

十五年前、アメリカ航空宇宙局である通称『ＮＡＳＡ』が記者会見を行った。それは、〝今から十五年後、世界全土に氷河期が訪れる〟というものだった。十五年後という突拍子もない、または実感…

平凡な日常に舞い込んてきた彼女との幸せな毎日… 周りの人を大切にして一生懸命に頑張る主人公：宮田 翔。恋心を抱いた時の胸の爽やかな痛みと様々な人との出会いを通して彼が成長してい…

スザンヌ・ヴェガの名曲、Tom’s Diner にあやかってわたしたちが「せっちゃん’s・ダイナー」と呼ぶそのお店。なんてことないごく平凡なジュース・スタンドなんだよね。癒される…

　四月一日。遅刻の言い訳として、ちょっとした嘘を口にした主人公。エイプリルフールの冗談のつもりだった。ところが、彼が帰宅すると……。 　四月一日に人生が大きく変わった、一人の学生…

両親はボーカリスト、双子の兄はギタリスト、妹はモデル。 家族の中で一人だけ会社員の桐生院咲華は、平凡な幸せを求めていた。 そんな咲華の前に現れたのは、あの組織の…

2018 年に書いた小説です。

中性的な美形の少女・凛堂真(りんどうまこと)は、『王子』ともてはやされ将来を有望される、文武両道の秀才であったが、『王子』としての生活にどうしようもない息苦しさを感じていた。 そ…

両親と兄はバンドマンだが、自分は全く音楽に興味のない女子高生、浅香音。 本気ではない恋を楽しむ一方で、忘れた頃に現れた許婚に心を奪われていく…

制服着てインスタ映えスイーツと自撮りして女子高生の代名詞を捨てて、バンドに全てをかける理由があった、、、。 18歳のあかりの青春音楽系小説です。

かつて変人扱いをしていた多田からの突然の電話。 彼は「世界を救って欲しい」と空村に頼む。 未来を救うための、短編小説。

<カクヨム3周年記念選手権 2日目お題> 架空の作曲家の挫折と復活を通して、小説を書くことに対する筆者の思いを描(えが)いてみました。 ※この作品は完全なるフィクションです。史…