「私だけ 幸せ」を含む小説

「あー……あの世界に俺がいればっ！　絶対に破滅なんかさせないのに！」 　少女漫画『私が聖女ですか！？』の悪役令嬢グレースは、冷たく高慢な態度によって破滅する運命だった。 　が、…

人は、大切な誰かのために生きているのかもしれない･･････。そんな事を考えて書きました。

　20××年、近未来。 　時代は世紀ま……ごほんげほん。 　もとい。 　豊かな未来を求め絶え間なく進化し続ける世界の中で、新たな理論や技術が生み出したものは、多くの人々に希…

　私の名前はエミリア。 　私には生まれつき知的障害があり、両親は私のことを理解するのに苦労していました。しかし私には、庭園で草花を育てる才能がありました。庭いじりに夢中になると、…

十歳の誕生日を迎えた日を境に、 おかしな胸騒ぎを感じるようになった田舎貴族の娘の私ルシア・リンクス。 ひょんな事件で前世の不幸な自分の最後を見てしまって大パニック！ ――………

KAC20245「はなさないで」。今日も幼馴染の彼女の愚痴を聞かされる私は、いわゆる負けヒロインなんでしょうか。「おっきくなったら結婚しようね」この言葉をいつまでも覚えているのは…

世界の残りの資源を巡って起きた戦争。周りのみんなを助けるために、荒れ果てた大地を走り回る少女リリィ。彼女が逃げ込んだ路地だったところには、一人の吸血鬼がいた。 吸血鬼と少女の戦…

【完結まで予約投稿済み】 私はキャロライン＝ギセイシャー侯爵令嬢。 ８歳の時に母を失った後、 継母と妹、そして実の父親に虐げられてきました。 婚約者である ナルシスト＝ダメ…

軽音学部の3年生の臣響介は、今年入学した吹奏楽部に所属している1年生の雪峰詩果に興味を持っている。詩果が吹奏楽部で演奏していた曲に聞き覚えがあった臣は、オルゴールの修理に父の店に…

バカだから、笑われる。 バカだから、泣かれる。 でも、 バカだから、幸せになる。 ･･･なんてね。そんなことないのに。

思い出さない方が幸せな未来があったのかもしれない

互い違いに組み合わせて、一つの形ができる。私たちはそれを「世界」と呼び、「幸せ」として触れる。

ささくれをめくると血が出る。 その血に温かさに触れた時 私は生きていると実感できる。 そして幸せだと思えるの。 痛みがあれば尚一層強く感じられる。 だから今日も私はささくれをめ…

リゼット・バルテは生まれつき魔力量が多かった。 強き魔術師になるだろうと周囲に期待され、来るべき戦いに備えてヴィクトル・マニフィカ公爵の婚約者となった。 しかし、リゼットは魔力量…

　KAC2024第4回お題「ささくれ」の参加作品です。 　近未来、時代遅れの相手に疲れてささくれ立った私を癒すのは―― 　本当にハッピーエンドかどうかは、読まれる方の判断にお任…

トウキョウ都シンジュク区。 古の封印を解き、首都壊滅を謀る者がいた。 「私は、私の家族、友達、何より私が幸せと感じるこの世界を守る為ならいくらでもこの力を使う」 異…

「マッチはいりませんか？」 　エプロン姿の少女がマッチを売っていた。もし私たち夫婦に娘がいたなら、きっとこのくらいの年齢だろう。赤毛の長い髪が印象的な、愛らしい少女だ。ただ、そん…

「醜い豚め！俺の前から消え失せろ！」 私ことエレオノーラは太っていて豚のようだからと、 婚約破棄されてしまった。 見た目以外は優秀であっても、 人として扱ってもらえなけれ…

伯爵令嬢が、もう直ぐ結婚。 結婚祝いに父親から、魔道具をプレゼントされる。 だが、この魔道具(箱)、いわくつきなものだった。 婚約者の令息に懸想をしている侯爵令嬢が、手配した箱だ…

私の大好きな童話作家の思い出を綴ります。 子どもの時から、ずっと好きでした。 この人のことを、いつか書きたいと願っていましたので、その夢が現実のものとなった今、幸せを噛みしめてい…