「誌」を含む小説

ラーメン貴子（ハンドルネーム）は二次元オタクだ。 とある少年漫画誌を定期購読して愛読している。 しかし彼女にはある悩みがあった。 「推しが死ぬ。誰を推しても何を推しても、死ぬ……」

格差も個性も消え去りそうになるぐらいに発展し過ぎた二十三世紀。だが、最新兵器が一切効かないモンスターが突如として世界中に大量発生してしまう。モンスター達に唯一対抗できる手段は魔法…

空が荒れ模様なある日、ダウナーな女子大生が洗濯物を取り込むためにベランダに出ると、突然現れた『きらきらふわふわ』な姿の少女に話しかけられた。そして少女は、女子大生を驚かせに来たの…

後藤　時、彼は、ある日とある公園のベンチで、忘れ去られた菊の文庫の月刊誌を見る。 あれ……これ……おれでもいけんじゃね？…… そう、この日より、彼のはかなくも、地獄のような日…

2020年7月の作品です。

2020年7月の作品です。

私はいま、同人誌即売会の会場にいる。 （隣で）列をなす一般来場者たち。通りすぎる一般来場者たち。そして、立ち止まる、ひとり。 注：作中の言動は、あくまで主人公の主観によるもので…

フランス留学中に出会ったマリーとの恋愛、イスの都の伝説を軸に「書く」ことと「読む」こと、またその「作者」と「読者」、「作品」と「作者」の関係をめぐる罪や恥、悲しみやおそれを描いて…

10年ぐらい前に「Spファイル」という同人誌に載せたもの。見ればわかりますが子母澤寛「味覚極楽」のパロディ。

超常現象をテーマにした同人誌「Spファイル」が、小説で一冊作ってみようという話になり投稿したものです。

ある日探偵長谷川健司のもとに一通の封筒が届く。その内容は「あなたたちはあの事件の真相を知らなければならない。あの場所で待っています」という不可解な文章であった。週刊誌の記者をして…

断罪、罪過、看守の三人は、他者の死体《宿主》に寄生するかたちで終わりのない転生を続けていた。 かつて犯した罪のため殺し殺される繰り返しのなか、或る夏、新しい宿主で目覚めると罪過が…

※『民族・無国籍風ハイファンタジイアンソロジー企画：Nova Horizonto』に寄稿した作品の再録となります。アンソロジー主宰者様のご了解済みです。 海と龍の星、アルマナ…

みなさんはどうやって文章を書いていますか？ パソコン、Mac、スマホなどなど。 そんな中、新しい選択肢としてchromebookを紹介しましょう。 『高機能なポメラ』として…

江口千尓《えぐち せんじ》は超が付くほどのド変態であった。顔やスペックが良いからモテるのに、変態のせいで成人した今でも童貞の性人であった。 しかしそんな彼は、数々の同人誌を持って…

一人の女性が一匹の猫と一緒に、愛する人の恋心を取り返そうと奮闘するお話です。 部誌用に書いたものを再録しました。

今よりちょっと未来の世界が舞台です。そこで生きる、三組の人間の日常を描きました 初めてオムニバス形式に挑戦してみました。 昨年の部誌用に書いたものを再録しました。

pixivにも同名のものを投稿していました。 あらすじ（結末まですべて書いてますのでネタバレが嫌な人は読まないでください） 積極的安楽死の大幅な規制緩和で、ファムファタルと呼ば…

私とちーちゃんは、生きている時間が違う。 同じ世界、同じ空間で息をしているにも関わらず、時間の流れ方が根本から違くって。 私や皆は、誰もがゆっくり。でもちーちゃんは、一人だけ駆け…

町外れにあるスクラップ集積場にて生きる僕とガラクタ兄貴。歩くだけで傷つく毎日に涙を流すような僕でも、夢や守りたいものができたとき、ほんの少しだけ強くなれる。 ▢大学文芸部誌新入生…