「籠」を含む小説

　魔法それは超常の力であり、奇跡を可能にする夢の力である。だが、その超常の力は全ての人々に備わることはなかった。全世界で10％。たったそれだけの人々にしか超常の力である魔法を扱え…

自粛生活が始まって、夏になった。高校２年生の「俺」はヒマを持て余しながら日々を過ごしている。ある日、友人のケンゴとビデオ通話をしていたとき。彼がソロカラオケにハマっていることを聞…

森の奥へと進むと、不似合いな映画館。 KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～参加作品です。

略称:有無恋物語(うむこいものがたり) 【あらすじ】 神尾高校の2年生、主人公:木下 拓真(きのした たくま)が始業式のの翌日、突然入学ホヤホヤの1年生、ヒロイン:青木 裕翔(…

「21回目」ってお題を「21」という数字を使わず書いてみました。 突然サキュバスに襲われたけど、ぼくは魅了呪文がきかない体質で、なんだか彼女が可哀想になったので……

この家はおかしい。 はっきりそう分かっているのに、私はここから逃げられない。 私は鳥籠の小鳥。――いえ、『女』はみんな小鳥。

　天正11年、４月。羽柴秀吉の小姓・加藤清正は挙兵した織田信孝が籠もる岐阜城を目指していたが、大垣で足止めを食らっていた。 　妻を娶り、子どもの頃からの友が手弁当で仕えてくれてい…

※この物語はフィクションです。直接的表現ではないですが、一部津波を連想させるシーンがあります。つらいなと感じたら直ぐに読むのをやめてください。お願いします。また、実際にいたわけ…

公園に行く途中の自転車で、なんとブレーキがきかなくなった！籠の中には愛犬チャッピー。 一人と一匹はどうなってしまうのか……！？

緩やかに「おうち時間」が求められている世のなかだけれど、僕は敢えて外に出る。

久々に出席した魔女のお茶会で思わぬ失敗をした、ちび魔女の私……。 なので皆が自分のことを忘れる日まで家に引き籠もることに……。 けれど、一人は寂しいので手にしたのは『週刊、弟…

魔術師の卵ヨールの師匠は困った人だ。魔術の腕は確かだが、とにかく外に出ようとしない。大樹の下の小さな家に引きこもって、キノコのようにじめじめ暮らしている。たまには天日干しにしない…

「藤浪（ふじなみ）屋の薄雲（うすぐも）花魁に会いに行きな。『あいつ』ならお前の助けになるかもしれねえ」 新米同心の遊馬（あすま）隆正（たかまさ）は、上役の勧めに従って吉原を訪ね…

１５才の『私』は、地元で開催される「灯籠祭」に友人の円《まどか》とともに参加していた。 円と祭にまつわる言い伝えについて話しているうち、私は知らぬ間に「祭の伝説」に巻き込まれてい…

目を覚ますと、そこは鳥籠の中だった——。 エデンシリーズ第2弾 鳥籠から続く物語、タウン編開幕。 グランドツリーに開いた大穴へ飛び込んだコウジとシュガー。 シュガーに揺さぶら…

名もなき森の奥深くに、ひとりの青年が暮らしている。 彼は、道に迷い疲れ果てようやく辿り着いた旅人たちをあたたかく迎え、その話にとても熱心に耳を傾ける。 旅人たちは皆、青年と…

これは、自主イベント『前期の必殺シリーズを意識した殺し屋モノ書いてる人いませんか？ 』用に書き下ろした、フィクションです。 実在する人物、団体は関係なく……〔以下略〕で…

　ある大陸に存在するヴォルガルドという王国。 　大陸に存在する生きとし生ける者は、赤子ですら魔力を持っている中で、第三王女であるフェイト・ヴァニラ・ヴォルガルドは、魔力を一切持た…

　21世紀の日本で引き籠もりニート生活を送っていた男が、ゲームをしたら、赤ん坊に生まれ変わってしまう。 　その赤ん坊は、プロイセン王国の未来の国王となるフリードリヒ・ヴィルヘルム…