「短編賞」を含む小説

美術館を訪れていた高校生の柚月は、展示されていた象牙多層球に魅入られていた。 デートに来ていた恋人の結愛は、しびれを切らして隣の展示室へと連れていく。 そこに展示されていたの…

俺は誰にでも優しいらしい。 そんな俺を好きだといってくれる女の子はこれまでに何人もいた。 だけど俺は恋が出来ない。 学生時代に別れてしまった彼女が今でも忘れられないから。 そんな…

　幽霊が見える女子と、自分のお墓の上に座る幽霊の会話劇。

祖母の愛犬マロンがある日脱走してしまった。三日後には発見されたが、以前のマロンとは何かが違うことを、孫娘は気づいてしまう。その違和感の正体は何か、そして祖母の秘密とは…。

短い散歩から帰って来た夫が、「ATMから昆布が出て来た」と口にした。私は半信半疑だったが、どうやら本当のことらしい。SNSや報道メディアを巻き込んだ騒動は、やがて北の海に辿り着く…

書かないことを意識して書きました。 二人を繋ぐ糸は見えない。

血濡れの死体が転がる深夜のコンテナターミナル。そこへ訪れたのは二人の男。 金髪の男は懐の拳銃を取り出して言った。

ヤクザの手荷物を盗んだせいで地の果てまで追われている男と、どんな顧客も逃がすことができる“逃がし屋“の少女との逃避行。 ◆カクヨムコン期間内に完結予定です。1万字内に収まるよう…

短編です。 地球の平和のために、地球防衛隊と光の巨人は頑張っています。

忘れていたまだ幼女だった十年前の忌まわしくも哀しい想い出が、今還って来る。

郷愁と、新しいスタートと。ーーそれは恐ろしくも懐かしい恐怖と共に。

生まれたときからスキル値が最低な僕は「−S」と呼称される奴隷（Slave）としてごみ箱に投げ捨てられて陽の目に当たらない人生を歩むことに。 人生に絶望した僕は、親すら知らないユ…

★カクヨムコン９参加作品 多くの人で盛り上がる学園祭。 冴子はクラスメイトの薫に誘われて、その中の催し物の１つである「お化け屋敷」へと入る。 で、何やらかんやらありまして――…

ずっと一緒にいたかった。 離れたくなんてなかった。 だけど、それがもう抗えないものならば……。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

毎日の何気ない生活の中で感じる「幸せ」。 それは、食べること！ 私の中の「食神」が、毎日お腹を空かせて吠えているのです。 だから、わたしの大好物を五七五七七の短歌にのせて、そし…

カクヨム小説短編賞　応募作品 アパートに母親と住んでいる幼い子供に、迫り来る恐怖。 登場人物 母親　シングルマザー　35歳 息子　真実人（まなと）　　　　4歳 こ…

サークルの飲み会があった翌日の朝、目覚めると私のベッドの上に同じサークルの男の子・永井君がいた！ まさか!?　と思ったけど、永井君は何もしてないと言うし、それどころかソフレになろ…

チョコボールと言えば、エンゼル！ あれがどこに潜んでいるのか、わかったらいいのに、って思ったこと、ありませんか？ 私はあります！ 実際は超ランダムで、どこに何があるかなんてわから…