「嘘である 短編」を含む小説

こちらの作品は短編として掲載後、『ここは奇跡が起こる街だ』2章として再編されました。 そちらも読んでいただけると幸いです。 https://kakuyomu.jp/works/…

ライトノベルの定義って曖昧だけど一般的に平易な文体で読者に伝わりやすくするのがメインになってくるのだと思います。私自身、それには何の問題も感じません。ですが、小説を書かれている皆…

今の学生なら、きっとどこかで、似たような経験をしている人がいる。 全て当てはまらなくても、どこかしらで共感できるような、そんな失恋のお話です。

夏期講習の帰りに、あの人を見つけた。僕がいつも通る美術学校で見かける人だ。 その後ろ姿を見て、僕はそっと彼に近付いた。彼の目は真っ直ぐで、嘘をついたことのない赤ん坊のような瞳だっ…

目的不明のホラ話を吹聴し、劇場楽屋を混乱に陥れる男、それが誰得師匠。 誰もが得したがっているいまの世の中に、誰も得しない、誰も得させない誰得師匠が投げかける無力なアンチテーゼ。 …

『白銀色の髪を持つバーバラは明日に成人を控えた人魚の女の子。 その髪ゆえに友達もできず人魚の世界に居場所がないと感じていた彼女は、大人になる前日にならば人間になれるという言い伝え…

「第二回こむら川小説大賞」に、2つ目のKUSOを失礼します。 実話風怪談を書いてて思いついた話です。深夜、やたらとゴキゲンで書きました。

２０２×年。世の中の会議や面談は全てWebに置き換わった。 しかし、悪い奴はいるもので、会話の全てを本音に訳すウィルスが拡散され、人間関係の殺伐さ加減は深化していた。 心の闇が字…

カール。その名前を知らない者はいない。 理由はたった一つ。カールのロボットが世界を歩くから。 このロボットは夢見るカールの想いを運び、同時に切ない裏切りを秘める。 ロボットと…

元ネタがあるのであんまり大きい声で言えないのですがいい感じな話がかけたので投稿させていただきます。なにかございましたらご報告くださいませ。不定期更新です。

明るく人気者の小宮と暗く孤立しがちな節。価値観の合わない二人だが、互いに好意は抱いている。ただし、どこまでも噛み合わない。 続きを書きたくなったので連載にしました。

俺の名前は若松空牙(わかまつくうご)。内気で根暗陰キャとよばれている高校生だ。ある日俺がトイレに行っている隙に、友達の田中龍馬(たなかりょうま)が俺の携帯で嘘告白をしたらしい。な…

　異常なまでに“普通”であろうとする中学二年生、遊佐奏太。彼はある日、仲間内での賭けに敗れ、罰ゲームとして、「図書室の地縛霊」と呼ばれる根暗少女、秋月文乃に告白する事になってしま…

隣のクラスの女友達、中野未来(なかの・みく)と話していた田島優吾(たじま・ゆうご)が教室に戻ると、机の引き出しにハートのシールで封のされた手紙が入っていた。 ラブレターなど無縁だ…

男女問わず社内の憧れの的となっている先輩。そんな先輩とどういうワケか付き合っているボクはその日初めて先輩の家を訪れた。 けれど自他ともに認める仕事人間の先輩の家はベッドすらない有…

とにかく運の悪い女性。それが私、私は矢島 恵子。 日本最大規模とも呼べる災害に生まれて30年しないうちに2度も体験して生還する。 が、運よく生き延びれると思いきや3度目はなかった…

「クラリスよ。貴様のような嘘吐き聖女と結婚することはできない。婚約は破棄させてもらうぞ！」 男爵令嬢マリアの嘘により、第二王子ハラルドとの婚約を破棄された私！ 正直者の聖女とし…

５人組のバーチャル配信者がいて、それぞれがどんな環境で配信してるのかみたいな話をします。ジャンルがファンタジーになっていることからもわかる通り、結構トンチキな話もします。でもたま…

嘘をついてすぐバラす素直クールな幼馴染と雨に濡れて学校で雨宿りをする話。