ライトノベルに殺された小説に告げる
ライトノベルの定義って曖昧だけど一般的に平易な文体で読者に伝わりやすくするのがメインになってくるのだと思います。私自身、それには何の問題も感じません。ですが、小説を書かれている皆様、読者の皆様は、それらを簡単に受け止めてライトノベル、小説の本質を見失ってはいませんか?
作者は、自分の中の物語を伝える以上、そこには読者が存在します。何を伝えるにもそこには相手がいなければただの自慰ですだから読者が存在します。絵で描くことが出来ない世界、自分が思い描いた最高の世界、それを表現するのにあたって、脳死で稚拙な言葉を並べて本当にいいのですか?読者のウケを狙って、安易な流行に乗って、それで自分だけの最高の物語を汚してもいいのでしょうか。私は嫌です。
今の時代、一作を売り出すにしても、キャラデザが全てだとか、タイトル重視じゃなければ、客の手に触れられないだとか、そんな言葉が多くあると思います。でも、だからと言って、その作者一人一人にある物語が壊れていくのはもったいないじゃないですか。ライトノベルが言葉の羅列の美しさを語れないなんて話はあっていいはずがないじゃないですか。
表現の美しさを知らない物語なんて、ただの紙屑じゃないですか。
とりとめのない話になり、私情ばかりになりましたが、これがこの作品の情報です。
この紹介文に対しご指摘やお怒りは当然のことだとは思います。お気に触ったのであれば謝罪いたします。
そのうえで、この作品を読んで頂けたのであればとても嬉しく思います。