「あの☂」を含む小説

大衆居酒屋で、女子大生がふたり。 未来を憂いたり、過去に想いを馳せたり。 「あの日に戻りたい」と願うのは、きっと普遍的なことでしょう。 彼女は頭抜けてマッドでしたが。

第1部 はじまりの夜のうた 全てはここから始まった。 萌梨《もり》は９つ年下の妹の美夜《みや》と二人姉妹。 父の事故死の後、母は会社の上司と再婚をする。 義父には離…

お話の世界はどこかにあって、 作者はそれを、ちょっと紹介するだけ。 どんな世界かは「到着」してみないとわからない。 思い出になったお話のことも、 未来のジブンはあまり覚えていない…

あの娘が言ってたことって何かな？

某日、T市にあるS中学において、前代未聞の大事件が発生する。生徒と教職員合わせて三百余名が突然行方不明になったのだ。現代の神隠し事件と呼ばれたそれは、想像しうる最悪を遥かに凌駕し…

石川県能登出身の少年は、 東京へのお使いを託されていた。 だが、彼はただの人間ではない。 ハイブリッドな妖怪の息子だった。 2024年1月1日。能登は地震で一変してしまった。…

家の近所に、土地神を祀っている小さな神社がある。 週に一度、僕はそこの社を掃除することを習慣にしている。 ある日、姉に「何も言わずに処分してくれ」と大量の本を託された僕は、いつ…

サンタクロースは実はボランティアだったという話です。 クリスマスの一夜の奇跡が、皆に起こりますように。 この作品は以下の自主企画に参加しています。 【お題でカクコン挑戦企画②…

君を殺す。ーそう僕は決意した。 古い屋敷でごく普通の家族と過ごしていた。 しかし、ある日僕以外の全員が殺されてしまう。ー君(冥土)によって。 そして、数年後。 　　　　「雇って欲…

「この時計は、民衆への慈愛のために命を落とした父からの遺品です」 　壊れた懐中時計は、永遠に午後3時15分を指し示している。 　それは少女の純粋な愛が永遠に留まった時間。 　し…

辺境の村へリティアに住む少年リイオ。ある日弟が凶暴怪物が住む「光の森」に入っていってしまい、無我夢中で追いかけていたリイオは森で迷ってしまった。もう帰れない…と落ち込んでいたリイ…

昭和の中学生の三角関係と田舎の上下関係とほんの少しの謎を交えて描く、ノスタルジック青春恋愛愛憎ミステリー小説。あの時、渡したかったモノは何なのか？ ラストに分かるので、是非最後ま…

誰もが心の奥にしまい込んでいる「あの日の思い」 もしそれが完結できたとしたら。 少しはあなたの思いに羽が生えるかもしれません。

「…………、…え、？」 端的に言うと、やらかした。 横には相手と思しき誰かが寝ている。 えっと？誰なの…？（覗く） 「……………………………っえ、」 この国の皇子やってる友達だっ…

聞いたところによると、現在の英語教育でも初っ端からbe動詞が出てくるらしいですね。 あのね、be動詞なんてあとでもいいと思うんですよ。 「書く」「読む」みたいな一般動詞からでいい…

そこは人間と、神や精霊といった目に見えない存在とが共存する世界。 風の神の庇護にある国の姫、シンシアは 内気な性格と過去のトラウマから他人に心を開くのが大の苦手。 自分には何…

名古屋市が舞台の、恋愛小説。 野菜倉庫管理の黒川創一は、出身大学の文学部教授の赤池拓真に教えを請うのだが……。