ぼくたちはここにいます……!
ぱいん
最悪の結末
それはこれから起こる悲劇の前触れか。
この日は雲一つない快晴であった。よって、誰もがその音を耳にした時は驚きに見舞われたであろう。
時刻はちょうど十二時を回ったお昼時。
それはまさしく文字通り青天の霹靂。
突如として落雷のような爆音が轟いたのである。
後に分かることだが、爆音はT市にあるS中学校付近から響き渡った。
その音を耳にした付近の住民達は口をそろえて「まるで爆弾でも爆発したような激しい音だった」と証言している。
しかし、この時、彼等は既に起こっていた悲劇に気付く由もなかった。
某日、T市にあるS中学校にて前代未聞の事件が起こった。
当日在校していた生徒と教職員合わせて三百余名が突然失踪したのである。
事件は給食センターの職員が容器の回収にS中学に訪れた際に発覚した。
給食センターの職員が容器を回収しようとしたところ、定位置に容器が置かれていなかった。その為、事情を聞こうと職員室に向かったのだが、そこには誰の姿も確認することは出来なかった。
そこで彼等はようやく校内から人の気配が一切していないことに気付き、その異様な静けさに畏怖したという。
警察に連絡する前に彼等は一通り校内を見て回ることにした。
だが、彼等の足は最初に立ち寄った教室内で止まった。
そこで彼等が見たもの。それとは、机の上に配膳済みの給食だった。後の警察による事情聴取で彼等は、まるで今まで誰かがそこに居て、突然姿だけが消えたかのような印象を受けたと証言している。
何かとてつもない異常事態が起こっている。そう確信した彼等は逃げる様に校内から出ると、そこでようやく警察に通報した。
通報を受けた警察は、近くを巡回中のパトカーをS中学に向かわせた。
そして、警察官二名が到着し校内を捜索したところ、彼等もまた事態の異常性を瞬時に感じ取った。直ちに応援を呼ぶことになり、事態は急展開を迎えることになる。
この後、警察署から駆け付けて来た百人規模の捜査員達を含め、事件現場のS中学校内を見回った者は誰もが口をそろえてこう言った。
「まるで校内に居た三百余名全員が同時に神隠しにでもあったかのような状態だった」と。
校内の捜索は三時間にも及んだが、この時、行方不明になった生徒と教師は誰一人発見することは出来なかった。
警察の捜査で分かったことは以上の三つ。
1、靴箱には行方不明者全員の靴があった。
2、どの教室にも机の上に給食が配膳されており、まさに食事をとる寸前の状況で行方不明になったと推察されること。
3、病欠などで学校を欠席していた生徒数名を除き、当時学校にいた生徒、教職員およそ三百余名全員が一斉に行方不明になったこと。
つまり、百人からなる捜査員が徹底して校内を捜索したにもかかわらず何一つ分からなかったということであった。
当初は誘拐事件も視野に入れて捜査が始まったものの、三百余名もの人間を同時に誘拐するなど到底不可能だと判断され、誘拐事件の線は一瞬で消え失せた。
ならば、三百余名の人間は何処に消えてしまったのか?
誰一人学校から出た形跡もなければ、何者かが学校に侵入した形跡もなかった。
警察の捜査は始まる前から暗礁に乗り上げてしまったとも言える。
後にこの事件は『S中学神隠し事件』と呼ばれることになるのだが、混乱状態に陥っていた警察組織内も迂闊な判断は出来ないとのことで、この日は全ての関係者にかん口令が敷かれた。
事件の異常性と安否不明の行方不明者が膨大な人数にのぼってしまった為、社会に与える衝撃を考慮しての判断だった。マスコミ各社にも徹底してその旨が通達された。
警察は自分達の面子の為にも事件解決の糸口を掴んでからの発表を目論んでいたのだろう。
しかし、ネット技術が進歩した現代社会においてそのような重大事件を隠し通せるわけもなく、あっけなく世界中に知れ渡ることになる。S中学で発生した神隠し事件は付近に住む住民やその被害者家族達によるSNS発信によって瞬く間にネット上に拡散されていったのだ。
結局、警察は事実だけを公表し、記者会見自体もわずか数分で終了する異例事態となった。
当然の如く、ネット上では警察の無能をそしる意見が数多く見られ、誰もが予想した通り大炎上案件となる。そして、事件の渦中にあるS中学は瞬く間に特定されると、たちまち事件現場周辺は野次馬で溢れ返ってしまった。
そのおかげで警察は夜中まで野次馬の整理に追われることになるのだが、結果的にそれは皮肉にも新たなる事件の手がかりを得ることに繋がった。
時刻は零時。周囲は真っ暗闇の新月の晩である。しかし、そこに静寂は無く喧騒に包まれていた。S中学の周辺は事件を知った野次馬で溢れ返っていたのである。
その中には再生数稼ぎのユーチューバーが数多く混じっていたのだが、大半は一向に進展しない警察の捜査に抗議する為に駆け付けて来た行方不明生徒の家族達であった。
行方不明生徒の家族達の怒号が響き渡り、パトカーの赤色灯の明かりが周囲を赤く染めていた。そんな様子を遠巻きにカメラで撮影するマスコミの姿も多数見受けられた。
事態はその時、急変する。
突如として爆音が響き渡ったのである。
爆弾でも爆発したかのような衝撃が走った、とその場に居た誰もが思ったという。
しかし、何処にも爆発の痕は見受けられなかった。騒然となる周囲をよそに爆発音が連続して響き渡った。
たちまち周辺に居た野次馬達は大パニックに陥り、この時、複数名の負傷者が出た。
この時、何人かは冷静に周囲の状況を見回していたらしく、そのおかげで貴重な情報を得ることに成功する。
爆発音と共に、校舎の方から雷の様な閃光が幾筋も走っていたという。
その他にも、何やら呻くような無数の悲鳴も校舎の方角から聞こえて来たという証言も上がった。
しかし、最も衝撃的な証言というのがこれだ。
「爆発音が響き渡り、学校から閃光が走る度に校舎の窓に子供達の姿が見えた」と。
そして、こうも証言した。
「窓に映った子供達は皆、恐怖に引きつった顔をしていて、どう見ても助けを求めていた」と。
当然、そのような衝撃的な光景を目撃した証言者は慌てて学校に向かった。しかし、それを学校を警備していた警察官によって阻止されてしまった。
もちろん、証言者はそのことを警察に伝えた。だが、警察はそれを集団ヒステリーによる幻覚症状の類だと決めつけ、校内に侵入しようとする証言者を不審者として拘束してしまったのである。
後に、それが警察の大失態であることが証明された。
何故なら、大混乱の坩堝に陥った現場で、偶然にもそれの動画撮影に成功した者がいたからだ。
一人目はとあるユーチューバーのスマホ動画である。彼は大パニックになり騒然となった現場を撮影し続けた。そして、偶然、それを撮影してしまったのである。
二人目は行方不明家族の一人が撮影したもの。何か事件の手がかりが掴めないものかと事件現場のS中学に到着した時から動画を撮影し続けていた。そして、偶然、それを撮影してしまったのである。
その他にも逃げ惑う野次馬達のスマホにも不鮮明ながらそれの動画撮影に成功した者もいたが、上記の二人以上に鮮明な動画は存在していなかった。
偶然にも撮影してしまったそれとは、一言で悪夢とも呼べる光景だった。
それの内容は、概ね証言者の証言通りの内容であった。少なくとも一人目のユーチューバーが撮影した動画と内容が一致していた。
だが、二人目の行方不明家族のスマホに収められた動画は常軌を逸していた。ここまで奇跡的な動画が収められたのも、行方不明家族が最初から最後まで同じ視点で動画を撮影し続けたからに他ならない。それは行方不明になった子供を何としても探し出すという親の執念がもたらした奇跡、いや悲劇だったのかもしれなかった。
一時期、その動画はネット上で閲覧可能であったが、現在は閲覧不能になっている。
動画が削除される理由。それは単純に動画の内容があまりにも残酷で過激な内容であったからにほかならない。
行方不明家族が撮影してしまったもの。それとは、校舎の窓に血塗れの姿で張り付く子供達の姿だった。
正確には助けを求め、窓に殺到する血塗れの子供達の姿が動画に収められていたのである。
その顔は恐怖に塗れ、必死に窓を叩いて何かを叫んでいる姿が映し出されていた。中には身体の部位を欠損している子供の姿もあった。
誰かが言った「まるでB級ホラー映画のワンシーンを見ているかの様であった」とは、まさしく正鵠を射ていたに違いなかった。
結局、警察が校舎内に捜索に入ったのは動画が撮影され、ネット上にアップされてから六時間後のことであった。その時には警察の捜査が再び後手に回ったことを非難する声で溢れ返り、警察は二度目の大炎上事案を抱えることになる。
しかし、行動が遅れたとはいえ、警察の捜索が始まったことによって事件は解決の方向に進むと誰もが思った。
最悪の状況を頭に残しながら、警察は早朝のS中学校舎に捜索に入った。
だが、結果だけを先に述べると事件は解決しなかったのである。
警察が校舎内を二度も懸命に捜索したにも関わらず行方不明者を発見することは出来なかった。それどころか、動画に撮影された場所を調べても誰かが立ち入った形跡は認められなかったのである。
その後、警察は二度目の記者会見を開くことになり、その場でも現状は変わらなかったことだけを告げて再び数分で会見は終了した。
これには世間の目は落胆の色に染まり、警察に対する不信感と怒りの声によって三度目の炎上を迎えることになった。
この時、警察はとある重大な手掛かりを見落としていたことに気付かなかった。
しかし、それを非難することは誰にも出来ない。
何故なら、その手掛かりに気付くには当事者になる必要があったからだ。
これはとある捜査員の呟きである。
「二度目の捜索に入った時、奇妙な感覚に陥った」
捜査員は当時のことを思い出しながら、微かに顔を青ざめながら話を続けた。
「とある教室に入った時、何故だか寒気を感じた。いや、怖気と言ってもいい。まるで大勢の人間に取り囲まれながら身体中を誰かに掴まれているような錯覚を感じた」と。
それに付け加え、耳元で呻き声のようなものも聞こえた、とも証言している。
結局、この捜査員の話が捜査資料に付け加えられることはなかった。
この時点で、それが行方不明になった生徒や教職員達を救う手掛かりであったなど誰が思うであろうか。
かくいう私も未だに半信半疑である。
話を続けよう。
事件が発生してから二日後に、再び事件は急展開を迎えることになる。
警察の初期捜索の段階でもう一つ判明していたことがあるのだが、校内からスマホが一台も発見出来なかったことがあげられる。
もしかしたら行方不明者はスマホを携帯しているかと思い、警察はもちろん、行方不明家族は我が子の携帯端末に何度も見慣れた番号をリダイヤルし続けた。
しかし、番号が繋がることは一度も無かった。
そして、ここで奇妙なことが発覚する。
スマホのGPS機能を調べた結果、行方不明者の現在位置は全てS中学と表示されたのだ。
その事実も警察の捜査を混乱に陥れた。懸命にスマホを探しても一台たりとも発見することが出来なかったからだ。
校内の何処かに行方不明者達のスマホが犯人によって巧妙に隠されている。警察はそう判断し校内を徹底的に捜索したがそれは徒労に終わった。
ここで一つ、警察は思い違いをしていた。
何故ならば、スマホは巧妙に隠されていたのではなく、全て所有者達が所持していたからだ。
そんな状況下で、突然、行方不明者家族達のスマホが一斉に鳴り響いた。
時刻はちょうど12時。奇しくも行方不明事件が発生したと思われる時間だった。
着信に表示されている名前が我が子のものだと気付いた親達は慌てて通話ボタンを押した。
やっぱり我が子は生きていてくれた! と、喜びも束の間。喜びは一転して、電話を取った家族達はたちまち絶望の淵に叩き落された。
「助けて! 学校から出られない!」
電話からは我が子らしき叫び声が一言響き渡って途切れたという。
それから何度もこちらから電話をかけ続けても二度とその番号が繋がることはなかった。
電話を受け取った家族達は必死な思いでS中学に駆け付け、警備に当たっていた警察官に事情を話した。
本来であれば校内への立ち入りを拒否するところであったが、前回の失態もあってか、現場の警察官は直ちに行方不明家族達の校内への立ち入りを許可した。
結果的に、現場にいた警察官の判断は正しかったものと言える。
何故なら、この日、一気に事件は解決してしまうからだ。
ただし、誰もが想像し得なかった最悪のケースを遥かに凌駕して、ではあったが。
行方不明者家族達はそれぞれ一目散に我が子が在籍していた教室に向かった。
そこで、彼等は驚愕の光景を目の当たりにする。
飛び込んだ教室で、異様なものを発見したのだ。それはどの教室でも見られた。
教室の黒板に赤黒い色をした文字が書かれていたのだ。
以下は実際に警察によって撮影されたものである。
『ぼくたちはここにいます』
黒板全体を埋め尽くす大きな文字で一言、そう書かれていた。
これは何を意味しているのか?
他の教室に書かれていたのは主に助けを求める内容のことが書かれていた。中には遺書めいた内容の文章まで書かれていた。
各教室の黒板に書かれていた内容は様々であったが、一貫して共通していたのは一つだった。
全ての文字は人間の血液で書かれていたということ。
その為、当初囁かれていた悪戯説は一瞬で消え去った。誰もが最悪の結果を想像し始めていた。
再び、警察は三度目の校内捜索を行うことになるが、それはまたもや徒労に終わる。
やはり何も見つけることが出来なかったのだ。
警察に出来ることといえば、ただ現場となったS中学を封鎖することだけ。
そして、その晩。事件は最終局面を迎えることになる。
行方不明生徒達から電話のあった晩。
時刻にして零時。それは突如として起こった。
その晩も現場はマスコミと野次馬達で溢れ返っていた。
結果的に、彼等がこの異常な事件の目撃者となり証言者にもなったのは皮肉なことである。
時刻がちょうど午前零時を差した瞬間、突如としてS中学校が眩い光りに包まれたのだ。
落雷のような爆音はその後に轟いた。
再び、あの時と同じ様に現場は騒然となった。
しかし、三日前とは違い、周囲はたちまち静まり返った。
誰かが校舎の方角を指差し、こう叫んだ。
「誰かが校舎から出て来たぞ!?」と。
薄暗い月明かりに照らされ、おぼつかない足取りで何者かが校門に向かって歩いて来るのが見えた。
現場にいた者は全員、固唾を呑んでその人物を注視した。
「そこにいるのは誰だ!?」警察官らしき男性の声が響くのと同時、懐中電灯の明かりが謎の人物を照らし出す。
そこには、一人の生徒が佇んでいた。
ただし、全身が血塗れで右手には剣の様なものを持っていた。よく見ると、軽鎧のようなものを身に着けていたのだ。
「ああああああああああああ⁉」
血塗れの生徒は突然、錯乱したかのように叫び声を上げながら剣を振り上げた。
しかし、その瞬間、生徒は力尽きたかのように地面に倒れ込んだ。
「か、確保!!!!」
警察官の叫び声が聞こえると、5、6人の警察官が血塗れの人物を取り囲むと取り押さえた。
その生徒は事件の被害者なのか犯人なのか。この時は判断のしようがなかった。
結果的に生徒は前者であった。そして、この大事件の唯一の生存者として広く知られることになる。
校内の惨劇に気付いたのは血塗れの生徒を犯人として確保してから数分後のことであった。
この時の警察の行動は機敏だった。三度の失態を返上すべく四度目の校内捜索を直ちに行ったのだ。
そして、彼等は校内の惨劇を知る。
「これは何が起きたんだ?」
校内に突入した警察官達は下駄箱付近で異臭に気付いた。
すぐにそれが腐臭と血の匂いであることが分かった。
目の前に転がる肉塊が行方不明者のものであることは一瞬で分かった。その肉塊が身に纏っていた衣服がS中学の制服であることに気付いたからだ。
この事件の結果だけをお伝えする。
生存者が発見された直後に行われた校内捜索において、警察はほぼ全ての行方不明者を発見するに至る。
しかし、それは判別不能の惨殺死体として、であった。
死因は様々であった。斬殺死体や絞殺死体もあったが、一番多かったのが獰猛な獣にでも食い殺されたかのような惨殺死体であった。その多くはほぼ全てが肉塊と化していて身体の部位の判別すら困難な状態であった。
この日、S中学集団失踪事件は、たった一人の生存者を除いて行方不明者が全員死体となって発見されたことにより解決を迎えた。
残されたのは大量殺戮事件の謎だけである。
結局、これらの事件は解決の糸口すら見えぬままコールドケースとなった。
唯一の生存者である生徒は現在も意識が回復しないまま入院中である。
それから、事件は何の進展もないまま半年が経過した。
私は思い切って事件現場となったS中学を訪れていた。
現在も警察による学校封鎖は行われていたが、騒動もひと段落した今なら校内に潜り込めると思い、周辺を見回すとフェンスに抜け穴を発見出来た。
時刻はあと少しで午前零時。もし何か分かれば再びこの手帳に真実を書き込むとしよう。
私は、今、深い喜びと後悔に苛まれていた。
フリーのジャーナリストとして、この前代未聞の大事件の真相に辿り着いたことに喜悦を感じずにはいられなかった。
しかし、それは命を賭してでも成し遂げたいものではなかった。
S中学の校内に潜り込み、時刻が午前零時を差した時にそれは起った。
突然、身体が眩い光りに包まれたかと思うと、私は不気味な空間に佇んでいた。
目の前には天使の様な美しい羽を生やした美女が口元に微笑を浮かべながら佇んでいた。
「よくぞ参られました、異世界からの転移者よ。これから貴方にはこの世界を救っていただきます」
行方不明になったS中学の生徒達も、女神の如き美女の甘言に乗ってしまったが為にあのような悲惨な結末を迎えてしまったのだろうか。
事情を把握出来ぬまま、私は好奇心が打ち勝ってしまい女神の話を聞くことにした。
この手帳を読んでいる者に告げる。もし、そこがまだ現実世界であったなら、絶対にS中学には近寄るな。何故ならそこは……
手帳の内容はそこで途切れていた。
後のページには何も書かれておらず、血がこびれつくのみだった。
ぼくたちはここにいます……! ぱいん @hotateawabitubu
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