「日々」を含む小説

日々の出来事を気ままに綴る放言集。 心に浮かんでは消えるようなあれこれを、時に短く、時に長々と取り留めもなく書き続けながら、どこかおかしな気分を味わえれば。

富豪令嬢ソリドゥスには夢があった。それは敬愛して止まぬ祖父を超える、大商人になってみせることだ。 しかし、父からは「花嫁修業でもしてなさい」と、店を出すことに反対され続けた。 …

現代日本のどこかの高校生たちが繰り広げる日常コメディ。 人生を左右するような悲劇的な事件はないけれど、喜劇的な日々はここにある。 大変な現実に疲れた時にいかがでしょうか。 抱腹…

　『月刊弘前』は、１９７９年８月１日の創刊だと聞くから、もう４５年になったはずである。地方の月刊誌としては、全国的に見ても長寿番付の上位であろう。 　ホームページから『弘前』創刊…

●「ひな」の法則 ・ほんわか、ほのぼの、ほっこり ・一話100字未満 ・一話完結 ・文体にも人称にも決まりなし ・関連性もなし？ ・時に連作 ・でも、その一つひとつだけでも楽し…

一日一話を目標にTwitterであげていた掌編小説全十三篇を纏めたものです。 掌に乗せて眺めるも良し、転がして見るのも良し、飾っておくのも良いですね。 全てはこれを読むあなたのお…

高校生の大樹は、学園祭の劇で美優と共演することに。彼女はジョークやブラックジョークが得意な毒舌ながら面倒見のいい女子高校生。練習を重ねるうちに二人の距離は縮まり、大樹は美優に惹か…

1、配達人は生きている事が罪である。 2、配送体は生まれてきた事が罪である。 3、配達人、配送体はツーマンセルにて終生便りの配達を償いと科する。 4、それらを配り終えた時、それら…

　いじめ。それは悪夢を見せる者。 　ある噂によっていじめられる日々を送っていた僕、真白はる人は、ある日突然現れた「願いの妖精ルミナティア」に誘われ、異世界を訪れることになった。 …

友達が一人もいなかった日々を何ともなく過ごしていたice・ソレイユ 花畑にやってくると、一人の女の子に出会う―――

女の子に間違われるほど容姿の整った美少年の花守雅。圧倒的な頭脳と身体能力をもっている彼はとても異性からモテる。しかし彼はそれらを帳消しにしてしまうほど女難で天然である。親友の幼馴…

女司祭クリスティナは、現代日本からの転生者だ。 生まれ変わった異世界では、聖職者として働き、皆から「聡明な聖女」として慕われている。 だが実は前世でも現世でも、理不尽な運命に翻弄…

小説家としてまったり暮らしていた筈なのに、伯父から引き継いだ家は石に宿る生き物が集っていた。「魂生師」を継いだ青年達と猫神達の、あまり普通じゃない日々。

ひっそりと世界の辺境で暮らす14歳の子供、ヒース＝ヘムズワーヌ。釣りをして、農業をして、決して裕福では無かったが、家族三人で幸せな日々を送っていた。 そんなある日、ヒースたちには…

　現世と幽世の狭間をたゆたう、みなしごたちの小さな寺。阿螺村（くまらのむら）と呼ばれるそこには、餓鬼を祓う護法童子を志し修験の日々を送る、童たちの仲睦まじい営みがあった。 　あ…

兎の獣人ウルルは呪いの封じ子だ。 ウルルの一族、ブローフ族は千年まえに神の怒りを買い、強大な呪いを背負わされた。封じ子は一族から追放され、その役目を解かれるまで、故郷には帰れない…

高校2年の松田龍馬は、幼少期から何度も何度も怪物に変化する女の子の夢を見るという、彼にとっての平凡な日々を過ごしていた。 そんなある日の事、廊下で不良に絡まれている女子2人…

〈簡単あらすじ〉 『探恋部（たんれんぶ）』、それは生徒の恋愛相談にのったり、学校にある恋のジンクスを調べる部活である。部員はアパート：アジサイに住む6人。協力し、日々多くの依頼…

没落したタルボット家を存続させるため、請負人として日々依頼を達成していくサイラス。 真面目に仕事をこなすも何故かお金が手元に残らず、ひもじさと餓えに苦しむ毎日を送っていた。 そ…

トラックに轢かれることもなく、クラスごと消えたりもせず、ましてや街中にゲートが現れることもありません。 ただ、日々の暮らしの中に隠れた徴《しるし》を拾い上げながら、少しだけ不思議…