「＃だれの？」を含む小説

仲良しのいとこの女の子との恋

　笹木野蜜柑、十四歳。 　彼女には、小学生の頃から好きな男の子がいた。 　明日の放課後、教室に残っていてくれませんか？ 　明日は二月十四日。 　勇気を出してチョコレートを渡そ…

私の学校には『恋探偵』がいる。 彼には他人の恋愛事情なんてお見通し。 依頼をすれば一日もかからずに見抜いてしまうのだ。 「５分で読書」短編小説コンテスト2022に向けて書いてみ…

わたし、西城戸こころ、本名西城戸心（はーと）はアイドルである。 ファンの夢を壊さない、きらきらした理想のアイドルでいるために、絶対にだれにも恋をしない。そう決めていたのに――好き…

彼が突然消えたらしい。 なんの前触れもなく、道を歩いていた彼の足元に魔方陣らしきものが出現したかと思うと吸い込まれるように消えていった。 もちろん、彼の家族や知人は必死に探し…

　しあわせってなんだろう？ 　例え、君に言えない恋だとしても、僕は君に「好きだ」と伝えたい。 　だれにも知られないように、ひっそりと。 　どうすれば彼女に知られないよう、僕の想い…

〜「だれにも言えない恋（恋愛）」〜 　僕の両親は相次いで病気で他界してしまった。僕はお父さんの友達に引き取られた。 　そこに年上の姉ちゃんがいたんだ。 　見た目は可愛いんだが、酒…

二度と帰らない旅に出る。 二度と会えない人がいる。 想いを残してはいけない。 二人を縛る枷になるから。 だから忘れて。 始まらなければ、その恋は存在しないのだから。

「私が『だれにも言えない恋』なんてするとは思わなかった」 高校受験を目前に控えた亜里沙(ありさ)は、同級生に恋をしてそう感じた。相手は幼馴染でもあり、親友でもある陽(ひなた)の…

祖父の家に飾られていた昔の家族写真。 そこに写っていた青年に一目惚れした少女。 遺品のオルゴールを鳴らすと、写真の彼が目の前に現れる。 突然の告白に彼女の心は揺れ動く。 季節外…

　女子高生の麻衣は、ある特定の人にしか興味がない。 　その対象は、自分の存在を必要としない人という、限定されたもの。 　そんな彼女の、誰にも言えない秘密の恋とは？

「５分で読書」短編小説コンテスト2022 　参加作 テーマ：だれにも言えない恋（恋愛） 私の前の席に座る彼、赤峰愁は『園芸委員』と呼ばれている美化委員に所属している。 ハブられ…

【「５分で読書」短編小説コンテスト2022　「だれにも言えない恋（恋愛）」参加作品】 女子高生の美里には、奇妙な同居人がいる。 「翔太」という名前以外、自分のことが何一つ分から…

【5分で読書短編小説コン参加】 朝比奈家と暮日家はお隣さん同士。出会うべくして出会った二人だったけれど。お互いの関係を壊さないか心配で、素直に気持ちを伝えられない。 暮日家は…

――うるさい。 付き合っている彼女に好きだと伝えたら、そう言われて電話が切られた。 周りから子どもっぽいと馬鹿にされる僕と、クラスで一番大人でクールな森さん。いつもクラスメ…

迷い込んだ神様の世界で僕が出会ったお姉さんはとても魅力的だった。お姉さんは、もしもう一度僕が会いに来たら、僕のことを食べちゃうのだそうだ。それでも僕は、会いに行く。 「５分で読書…

「５分で読書」短編小説コンテスト2022　応募作品です。 テーマ：だれにも言えない恋 骨董店｢我楽多骨董｣の店員、山田妙子とその常連客、長谷川育人のお話です。 最後まで読むと面白…

私の恋愛感情プログラムがユメコに知られてしまったら、そのプログラムは消されてしまうだろう。だから、この恋は秘密にしておく。 「５分で読書」短編小説コンテスト2022「だれにも言え…

人の気持ちは柔軟だ。コンパスで描いた正円より、多少いびつな丸の方が好きというヒカル。秘密の恋はそこから生まれた。

吾輩、クールな語りが魅力のネコ探偵。 だれだ！！　ネコの額がせまいなどと申すうつけ者は！！ わがはいのクールな推理の前に、深くひれ伏すがいい！！ なんちゃって……推理も何もない…