「淡い」を含む小説

屋上から見下ろす街 透き通る風静かに吹く 交差点を行き交う人 その風に押され歩くの ほんの少しだけでも 触れられるなら 透明な幸せに会える 気がしたから 透き通る光きらき…

ある夏の日、差出人の書かれていない絵葉書が届く。 宛先に書かれた住所はここのものではなく、誤って配達されたようだ。 裏面には淡い紅色がうっすらと刷かれている。 その瑞々しい筆遣い…

恋する乙女の佳奈子は、ラブレターを書いたものの渡せずに1週間が過ぎようとしていた。 このままでは、いつまでたっても告白しそうになかった。 そんな佳奈子の様子を見て、友人の明菜は、…

第二の人生を海に求める男 積雪の中、悠久の街道を海に向かって北上する。 漁師になることを夢見ながら、寂れた漁村での男の生活が始まる。 ある日、漁港の防波堤でロットを振る若い女…

　杏子（あんず）は杏の精霊である。名字はまだ無い。 　季節は春。華やかな桜に隠れて、控え目な花を付ける杏を観に訪れる者はほとんど居ない。 　それでも彼女は信じていた。いつの日か杏…

奇病系の物語です 一応オリジナルですが何か似たような作品などあれば都度教えて欲しいです

西日が差し淡い夕陽に照らされた生徒会室で、学校一の美少女、天王洲愛瑠の秘密を知った主人公。また、転校してきた幼馴染のとある秘密を知った主人公。そんなクセが強いヒロインと主人公が織…

父の仕事の関係で転校を繰り返していた僕は人との関係を拒むようになる。 そんな僕に彼女は明るく接してきて、それで僕は、淡い何かを感じるようになって……。

色々な感情を抱えながら、人々は通り過ぎる。 恋心、希望、そんな様々な感情を含んで。 猫にできることなんて、ほとんど無いけれど。 祝福してあげることはできるかもしれない。 猫から…

私は不意に高校時代の苦い話を思い出した。 それは、私（舞）と同級生の晴樹と過ごした時間だった。 あまり、思い出したくないのにも関わらず、鮮明に思い出してしまう。

【カクヨムコン8に投稿してみます(≧▽≦)】 それは、恋かどうかもあやふやな絵里の中の感情。 もう二度と出逢えない可能性の方が、遥かに高く。 助けてくれたことさえ覚えていない…

彼女に出会ったのは、僕がまだ各地を放浪してる最中で、この村に立ち寄った時のことだった。 「いらっしゃい、旅の人」 よそ者というのは歓迎されないことが多く、ましてやここのような小さ…

道の駅あゆの里矢田川は良いところです。 是非お越しください。 これはただのプロモーションです。 （＊作中ではあえて名称を変えております） KAC2022 ～カクヨム・アニバーサ…

　卒業式の日、俺は一人誰も居ない裏庭に座ってひっそりと咲く桜を見ていた。 　しかし誰も居ないと思って呟いた言葉を、とある女の子に拾われて――？ 　勇気が出ない、素直になれない別…

　人と深く関わるのを避けている東山大輝（とおやま　だいき）は高校2年生初日の朝、いつものように一人でラノベを読むために教室ではなく図書室に向かった。 　朝日が射し込む、図書室の…

　短編小説第四作間目、憧れていた同級生の女生徒に天候の変化により、急接近した二人。まさかそのあとにこんな運命が待っていようとは彼には想像すらできなかった。

同じ女子校に通う親友の志帆（しほ）に淡い恋心を抱く唯美（ゆいみ）は、彼女の誕生日に料理を作ることになった。

ごく普通の高校生の主人公は、少し気になっているクラスの美少女から声をかけられた。 『放課後、屋上で待っています』 淡い期待を込めて、ウキウキで屋上へ向かった彼に待っている運命とは…