「良い 短編」を含む小説

私には子供の頃からずっと一緒にいた幼馴染がいる。 いつもコテンパンにしてしまって、男の子としてはあまり良い気持ちじゃなかったと思うのだけれど、 でも、彼は負けじと来てくれる。 …

「もう夜遅いから気を付けて帰れよ」 「はいっす。先輩も背中に気を付けて」 「え、何俺刺されんの？」 　仲の良い後輩女子とただ出掛けるだけ《深夜の散歩について話すだけ編です》

SS お題:深夜の散歩で起きた出来事

高校受験を控えて。 自分の目標がなんなのか、よく分からない私。 クラスメートのように、恋をしているワケでもない。 主人公にはなれない。 私は、脇役でしかない。 でも、ちょっとだけ…

　夕焼けの放課後、ふたりだけの美術部。 　非の打ちどころのない美少女・ユウカと、彼女に秘かに想いを寄せている少女・アマネ。 　頭も人柄も運動神経も良いユウカにとって、わたしは枷に…

〝私〟を取り戻す大切な時間──それが、深夜のお散歩だった。 ©香居

これは９割実話です。

夜道は良い。いつもとは違う景色が見られるから。 夜道は良い。開放感を感じるから。 きっと、それは魔が差したから。

仕事を終えて、帰宅する間の楽しみ。疲れた身体へのご褒美タイムに、欠かせないお供。それを求めて、翠は今日もコンビニへと足を向ける。

　川に沿ってできた桜並木。桜咲き乱れ、その花が通り抜ける風によって舞い散る様が、僕の心を掴んで離さないのだ。散った花びらは川を流れ、薄い桜色で川を染めていく。 　夜も肌寒さから抜…

「先輩先輩！　人がぐちゃぐちゃになる映画観に行かないっすか！？」 「誘い文句滅茶苦茶ァッ！　いつ行く？」 　仲の良い後輩女子とただ出掛けるだけ《ぐちゃぐちゃ編です》

兄のために作ったハンバーグを作ったは良いけど、本当に喜んでもらえるのか不安な弟の話です。

魔法学園に在籍するロイエは〝ある意味問題児”として有名だった。 素行に問題なし、筆記試験の成績も良い、けれど実技に関してはからっきし。 そんなロイエに最大の難関とも言える、卒業試…

大学時代から仲の良い友人である小枝（さえ）と朱莉（あかり）は卒業してから二年間、ルームシェアをしていました。 そこに賃貸マンションの更新通知が届きます。 もう年齢も二十代半ば。結…

母親のいない娘を不憫に思った父親は、奇妙なぬいぐるみを売るお店にやってきた。選んだのはどこにでもあるテディベア。テディベアが娘の良い友達になることを願う。

「そういやこの前ゲーセンで先輩が取ってくれたぬいぐるみ、先輩が必死になって入れてた金額の半値でネットに出回ってたっすよ」 「え、聞きたくなかったそれ」 「でもお金じゃ買えない大事…

※ジャンルはミステリーとしましたが、恋愛要素も強めに入っています。ある女性の謎をお楽しみください。カクヨム公式自主企画「沼らせ女」をテーマに書きました。 付き合って一年目を迎え…

オフィスのお話。 自称ハイスペックで良い性格のヒカルさんにはめられるマナさん。 ヒカルさんを男としても読めると思います。 どちらにしてもマナさんかわいそう😢

ぬいぐるみに対してあまり良いイメージを持たない子、だけど唯一捨てられないものもあって。

　友達以上、恋人未満…そんな関係を動かしたのは友人に誘われた合コンだったのかもしれない…。 現代、大学生の想い想われ、そんな短編小説。