「でも言わない 短編」を含む小説

俺は緒方霞（おがたかすみ）、女の子みたいな名前とよく言われることを除けば、どこにでもいる平凡な男子高校生。高校入学後、小学校卒業まで一緒に暮らしていた「義妹もどき」こと親戚の高山…

おじいちゃんの形見として、カメラを貰った女の子のお話。 桜の名所と言われる庭園で出会ったのは……。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 ※作者名は明記（厳守）。 ※アーカイブにす…

週2日、里穂はボロアパートの隣に住んでいる''柳さん''と一緒に夕飯を食べる。柳は関西弁で話す、素性もわからない怪しい男だ。まわりからは近づかない方がいいと言われるが、不思議で優…

親から「中学校に行くな」と言われた小学生の話。

「俺はもう金輪際、お前のパーティーに戻る気はない」 　幼馴染だった勇者・シドのパーティー復帰の頼みを、 冒険者アレンはきっぱりと断った。 　それも当然だった。 　彼らはかつて、ア…

第二回サイコバニー小説大賞に寄せて書きました。 第三弾です。 第一弾はこちら 「サイコとバニー」 https://kakuyomu.jp/works/168173306652…

平穏な日常を過ごす普通の高校生の「僕」は、おとなしいクラスメイトの「市川」が手にけがをするのを目撃した。彼女の手の傷口からは、青い血が滴り落ちる。「絶対に、誰にも言わないでね」―…

『好き』って言われると好きになる、という話がある。 『んなわけあるかい』、と彼女は思っていたのだが… これは彼女のとある日の日常を切り取った物語。

　たまたま立ち寄った校舎裏で、クラスで二番目に可愛いと言われている神崎緋奈から「宮前みちる君、ずっと前から好きでした！」と嘘告された俺。 　いや神崎、お前、完全に人違いしてんぞ？…

「父性小説大賞」参加作品。 よく行く喫茶店にピアノが置かれ、弾いてくれたらアイスミルクコーヒーを奢ると言われたものだから、美弦ちゃんは弾くことに。久し振りのピアノ。おとうさんと…

※なろうにも掲載。以前、投稿したお前の彼女、寝取ってやったぜの別バージョン。 　十年前、先に結婚することを理由に縁を切ってきた幼馴染から「貴女の夫、奪ってやったわ！」と言われた。

キュレーター( 伊原郁)と陶芸家兼テキスタイルデザイナー(ラース•ニールセン)のおはなし。 大学生時代、郁は留学生のラースに一目惚れ。ラースに勇気を出して話しかけて親しくなるが…

これは、中世に実在したと言われるウィピング・ボーイを元にした物語。 ■登場人物 少年……母を想う、貧しいけれど健気な男の子。とても苛酷な使命を背負っている。 ツンデレラ……小さ…

高校時代の友人が、久々に連絡をくれた。 彼女に言われて思い出した。高校の同窓会のお誘いが来ていたことを。

死者が磁気嵐に乗ってやって来ると言われている寒村で、人々は磁気嵐に怯えて暮らしていた。少年は雨のように訪れる磁気嵐をどうにかしたいと思い、磁気嵐に興味を持っていく。 こちらの自…

　中学三年生の勝也はある日、友達のタンちゃんに呼井亭という建物の二階に女の子がいるから、見に行こうと誘われる。呼井亭は昔から町に住んでいる者は近寄ってはならぬと言われるほど有名だ…

失恋で傷ついたひなたは、フリーマーケットで不思議な懐中時計を見つける。その時計には、幸運をもたらすと言われる伝説のシロフクロウが棲んでいた。彼女はそのシロフクロウにシークと名付け…

パーティーを追放されたけど、このお話は異世界恋愛ですよ？　 私が魔法で令嬢を美人に見せていたのに、 私を追放したら、美人はいなくなりますよ？ いまさら戻ってきてと言われても、もう…

「夏が終われば出ていく」そんな風な、曖昧な言葉を使った私。 そして夏の終わりを感じた私は彼女に何も言わず立ち去ろうとするが……。

『一人の気ままな生活』会社帰りに変な老婆、毎夜鳴るWi-Fiルーター。それは前触れに過ぎなかった。『若いってだけで財産』ホームレスの立浪は気力で生きて来た。あとは事故で線路に落ち…