クラスで二番目に可愛い女子から嘘告されたけど、完全に人違いです

戯 一樹

第1話



宮前みやまえ君、来てくれてありがとう!」



 校舎裏──ちょうど用具入れとして使われている倉庫の近くに来た時だった。

 演劇部員の俺は、サボり癖のある先輩を探しにあちこち歩き回っている内に校舎裏まで来たのだが、なぜかそこにはクラスメートである神崎かんざき緋奈ひながいて、これまたなぜか俺が来たのを見て嬉しそうに相好を崩した。

 神崎緋奈といえば、名前通り緋色の髪をサイドポニーにした女の子で、クラスの女子を仕切っているボス的存在だ。

 ボスというだけあって、男子相手でも強気でギャルギャルらしくはあるが、顔だけは良い。ぶっちゃけ、クラスで二番目には可愛いと思う。本人に言ったら微妙な顔をされそうだが。

 そんな神崎が、なんで俺に声を掛けてきたのだろうか。クラスでもたまにしか話さないし、まして礼を言われるような事なんて何もしていないのだが。

「今時古風かなあって思いはしたけど、ちゃんと下駄箱に入れた手紙を読んでくれたのね。すごく嬉しい」

 んん? 手紙ぃ?



 そんなの、俺は全然知らんぞ?



 下駄箱の中なんて、自分の靴以外は何も見ていないし、さっき外履に履き替えた時も、手紙なんてなかったはずだ。

 あ、もしかして、パッと見ではわからないくらい奥の方に手紙が入っていたとか? あちゃー、まだ読んでもいないのに待ち合わせ場所に来てしまったのか俺は。

 なんか申しわけない事をしちゃったなあと内心反省していた中、神崎は恥じらうように手をモジモジさせながら上目遣いに俺を見て、

「あのね、宮前君もなんとなくわかっているとは思うけれど、こうして校舎裏に来てもらったのは、宮前君にちょっと言いたい事があったからでぇ……」

 ほほう、言いたい事とな。

 つまり、これはあれですな。



 いわゆる、告白ってやつでございますな?



 いやー、告白されるのなんて中学生以来だなあ、とありし日の青春に目を細めて追想していると、神崎が俺を真っ直ぐ見据えながら、はっきりとした発声でこう告げた。



「宮前みちる君! ずっと前からあなたの事が大好きでした! あたしと付き合ってください!!」



 …………ん?

 んんんんんん?

 あれ? 今さっき「宮前みちる」って言わなかったか?




 俺、道一みちかずなんだけど?

 宮前みちるじゃなくて宮前道一なんですけど?



 あるぇ? もしかしなくても人違いされてる? みちる君に間違われちゃってなくない?

 そりゃみちる君と背格好は似てる方だけど、別に顔はさほど似てない方だと思うんだけどなあ。

 と。

 そこまで考えて、俺はハッと気付いた。



 そういえば俺、今度文化祭で演じるキャラのウィッグを付けたまんまで外に出てたわ。

 両目が完全に隠れるくらい、前髪が長い状態だったわ。



 なるほどねー。なんで俺とみちる君を間違えたのかと思っていたら、そういう事ね。

 みちる君も両目が隠れるくらい前髪が長かったもんなー。そりゃ見間違えるのも無理はない。

 どうりで手紙がどうとか身に覚えのない話をしてくるわけだ。しかも、みちる君とたまたま名字が同じだったせいで、ついうっかり足を止めてしまった。

 これはまずいなあ。せっかく告白してくれたのに、まったくの人違いだったなんて、神崎が知ったら頓死しそうだ。

 いや、ぶっちゃけ神崎の事は好きでもないし、別段親しくもないので割とどうでもよかったりするのだけれど、さりとて、せっかく勇気を出して告白してくれた相手を袖にするというのは如何いかがものだろうか。

 まして、みちる君と間違われたままで。

 うん。やはりここはちゃんと人違いだと明かして、今度こそみちる君に想いを告げさせるべきだな。その方が一番いい。

 しかし。

 しかし、だ。



 神崎とみちる君って、そんな仲の良い方だったっけか?



 変だなあ。俺が知っているかぎり、そんなに仲は良くないっていうか、むしろ神崎達ギャルグループがみちる君達オタクグループをイジり倒すせいで、関係的には険悪(少なくともみちる君は神崎の事を快く思ってはいないはず)に近かった気がするぞ?

 そんな神崎が、なんでまた真逆なタイプのみちる君に告白なんて……などと黙考していた時だった。



「ぷぷ…………あーっはっはっはっ!」



 と。

 突然神崎が腹を抱えながら大笑した。

「嘘よ嘘! あたしがあんたなんかに告白するわけないじゃない! なにマジな顔をして黙ってんの? ひょっとして、あたしと付き合えるとでも思って妄想してたの? キッモー。いっそ草生える〜」

 何を言われたのかわからず、ろくに相槌も打てずにポカンとほうける俺。

 だが、依然として爆笑する神崎を前にして、俺はようやく事態を呑み込めた。



 ──ああこれ、嘘告ってやつか。



 噂で聞いた事がある。

 別に好きでもない相手に嘘の告白をして揶揄からかうう遊びが、最近流行っていると。

 つまり神崎は、その嘘告ってやつを俺にしてきたわけだ。

 まったくの別人──人違いとも知らずに。

 うわ、はっず! 神崎のやつ、はっず!

 俺なら恥ずかしさのあまり、どこかの池に飛び込んじゃうね。スケキヨダイブしちゃうね。

 それはともかく、ここからどうしたものかねぇ。

 いや、別段正直に明かしてもいいのだが、しかしそれだと神崎に恥を掻かせる事になる。完全に自業自得とはいえ。

 とはいえ、このまま黙っておくのもなあ……なんて頭を悩ませながらふと辺りを見渡してみると、倉庫の陰にクラスメートの女子が三人いるのに気が付いた。

 しかも三人共、スマートフォンをこっちに向けながらニヤニヤ笑っていやがる。

 たぶん嘘告されてショックを受けるみちる君の姿を撮ったあと、仲間内で嘲笑するつもりだったのだろうが、生憎と人違いだ。残念だったなバカどもめ!

 それにしても、未だにみちる君が来ないのはどういう事なんだろうか?

 みちる君は帰宅部のはすだし、すでに下駄箱の中も見たはず。いい加減そろそろ来ていないとおかしい時間帯だ。

 それなのに来ていないという事は……間違いなく手紙を無視して帰ったな、これは。

 そりゃあれだけ神崎にバカにされていたら、普通は来ねぇわな。絶対何かの罠としか思えないし。

 だからみちる君も、どうせイタズラだと思って敢えて無視したんだろうなあ。結果的にはそれで大正解だったわけだ。

 よし、決めた。

 別に友達というわけでもないし、今までは神崎達のイジリも見過ごしてきたけど、さすがにこれはやり過ぎだ。

 未遂で終わったとはいえ──実際はこうして俺が嘘告されてしまったわけだが──みちる君を辱めようとしている奴らを、このままにはしておけん。



 みちる君に代わって、俺がお仕置きしてやろう!



 さしあたって──

「そ、そっか。神崎さんの嘘だったんだ……」

 と、なるべくみちる君の声に似せながら、俺は気落ちしたように目線を落としながら呟く。

「なにあんた、もしかして落ち込んでんの? きゃははは! バッカじゃないの〜? あんたごときがあたしと付き合えるわけないじゃない。身の程を知りなさいよね」

「そ、そうだね。僕と神崎さんが吊り合うはずもないもんね……」

「当たり前じゃない。そういうセリフは、同じ名字でも道一君くらいイケメンになってから言いなさいよ」

 おお、こんなにも嬉しくない褒め言葉は初めてだ。

 見た目がどんなに可愛くても、性格が最悪だとやっぱ何にも心に響かないもんだな。

 だからこそ、こっちも一切遠慮なくやれるってもんだが。

「ま、そのおかげであんたの面白い顔が見れたからヨシとしておくけれど。さ、あんたはもう帰っていいわよ」

 と、もう用済みとばかりに手で追い払う動作をする神崎。人をコバエみたいに扱ってんじゃねぇよ性悪ギャルが。

 いや、向こうは俺をみちる君だと思って、いつものように接しているつもりなんだろうが。

 つーか、みちる君はいつもこんなイジリに耐えていたのか。なにげにすげぇな。

 こんなの、俺だったら泣くまで殴るのをやめなかったところだぞ。

 いやさすがに殴るのは冗談にしても、怒鳴り散らすくらいはしてたね、俺なら。

 こうなると、ますますとお仕置きしがいがあるというものだ。

 さぁて、それじゃあ始めようか。



 神崎へのお仕置きタイムをなぁ!



「──ねぇ、神崎さん」

「なによ。今さっき帰っていいって言ったばかりでしょうが。さっさと消えれば?」

 てめぇ神崎このやろう……!

 と、正直今すぐにでもぶん殴ってやりたい衝動に駆られつつも、俺はぐっと堪えて言葉を発する。

「ごめん神崎さん。でも、どうしても訊きたい事があって……」

「は? あんたごときがあたしに質問するなんて何様のつもり? 身の程をわきまえなさいよ」

 お前は女王様か何かなの?

「ていうか、あたしがあんたなんかの質問に答えるわけないじゃない。わかったのなら早く帰って──」



「神崎さんって、本当は僕の事が好きだったりするんじゃないの?」



 ピキッ──と。

 一瞬周りの空気が凍ったような気がした。

 それから少し互いに沈黙が続いたあと、神崎はいかにも不快げに柳眉を立たせて、

「はあああ!?」

 と声を荒げた。

「何言い出してんのあんた!? あたしがあんたの事なんて好きなわけないじゃない! うわ、想像しただけで鳥肌が立つ〜っ!」

「けど、さっき僕に告白したよね?」

「嘘だってさっき言ったばかりでしょうが! なにあんた、耳でもおかしいの? あ、おかしいのは頭の方か。ほんと、マジで気持ち悪い事言わないでほしいんですけど。蕁麻疹じんましん出そう〜」

 言いながら、心底嫌そうな顔で腕をさする神崎。

 それだけみちる君の事が嫌いなんだなというのはわかったが、なんで嫌いな相手に嘘告してまでイジろうとするのかね? 理解に苦しむわ。

 なんて思っていたら、



「なんか緋奈、宮前に絡まれてなくない?」

「いや、絡まれてはないでしょ。だって緋奈、全然逃げようとしないし」

「緋奈、宮前の事を嫌ってる態度を取ってたりするけど、なんだかんだイジリキャラとしては気に入っている節があるし」



 と、倉庫の陰に隠れている神崎グループの三人が何やらこっちを見ながら話していた。

 つーか、こっちに会話が丸聞こえなんだが、いいのか?

 まあそれは割とどうでもいいけど、しかしそうか。別に本気でみちる君を嫌っているわけではないのか。

 あくまでも、単に面白がってみちる君をイジっているだけで。

 だとしても、やり過ぎなのは変わらないので、お仕置きをやめるつもりは一切ないがなガハハ!

「んもう、あの子達ったら好き勝手言って……」

「否定はしないんだね」

「は!? バ、バッカじゃないの!」

 と、それまで倉庫裏に潜んでいるギャル友連中を見ながら嘆息していた神崎が、弾かれたように俺を振り返って睨んできた。

「本気にしてんじゃないわよ! あんたなんか、ただの話のネタ程度にしか思ってないわ! 自惚れないでよね!!」

「けれど、ネタにしてくれる程度には僕の事を好いてくれているんだよね?」

「はあ!? だから違うって──」

「素直になりなよ」

 神崎の話を強引に遮って、俺は一歩詰め寄る。

「い、いきなり何よ……!」

「本当は、僕に気があるんじゃないの?」

「ちょ!? 近付かないでよ!?」

「神崎」

 と、俺が耳元で囁いた途端──



 神崎が、顔を紅潮させて俊敏に耳を抑えた。



 ほほう?

 もしやこの女、耳が弱点か?

 なるほどなるほど。耳が性感帯でしたかあ。



 ──ゾクゾクするねぇ。



「正直に言いなよ神崎さん。本当は僕の事が好きなんでしょ?」

 言いながら、神崎を倉庫の壁まで追いやる。

「ち、違うって……!」

「だったら、どうして僕に嘘告なんてしたの? 本当に嫌いな相手なら、冗談でも好きなんて言わないはずだよね?」

「だ、だからあれは、あんたをバカにするために嘘告しただけで……」

「照れ隠しなんかしなくていいよ。ちゃんとわかってるから」

「わかってない! 全然わかってない! あ、あたしがあんたの事なんて好きになるわけが──」



「黙れ」



 ドン! と壁に手を付いてさらに神崎との距離を詰める。

 昨今では死語になりつつある壁ドンってやつだ。

 そしてその壁ドンをしながら、俺はみちる君の声に寄せつつもイケボで──なおかつオラオラ口調で言う。

「お前はただ、僕に好きって言うだけでいいんだよ」

「な、何なのよあんた。急にキャラ変わるし、わけのわからない事を言うし。ていうか、あたしがあんたに好きなんて言うわけが……」

 などと小声で反駁はんばくしているが、耳は心の内を晒すように真っ赤になっていた。

 やっぱりな。これまでのやり取りでそうなんじゃないかとは思っていたが、こいつ、潜在的マゾだ。

 みちる君をしょっちゅうイジるくらいだから、てっきりドSなのかと思っていたが、どうやら攻めるよりも攻められたいタイプらしい。



 だったら、このまま大詰めといかせてもらおう!



「ほら、早く」

「い、いや! 絶対言わないっ!!」

「神崎──」

 そう名前を呼び捨てしたあと。

 僕は神崎の耳元に口を寄せて、色気たっぷりにこう囁いた。



「好きって言えよ」



 直後。

 神崎がガクッと膝折れた。



「「「緋奈が陥落おちたあああああああ!?」」」



 と。

 地面に両膝を付けた神埼を見て、驚愕の声を上げるギャル友達。

 その様子を見届けた俺は、フッと口許を緩めて踵を返す。宮前道一はクールに去るぜ。



 これにて、お仕置き完了──!!



 ■ ■ ■



 翌日。

 いつものように登校した俺は、昨日の顛末をクラスメートであり俺の彼女でもある花森はなもり小町こまちに話していた。

「へぇ。そんな事があったんだー」

「おー。けっこうヒヤヒヤしたぞ。いつバレるともわからない状況だったからな」

「だったら、無理してまでお仕置きなんてしなくてもよかったのに。みちる君とは別に仲がいいわけじゃないんでしょ?」

「そりゃそうだけど、あのままにもしておけんかったからな。たまにしか話さない仲とはいえ、クラスメートの危機を放っておくわけにもいかんし」

「でも、なんでそれで神崎さんに俺様系男子で詰め寄る事になっちゃうの? 彼女としてはちょっと妬けるなあ」

「ん? お望みなら今度小町にもしてやるぞ」

「そうじゃなくて……んもう、ミッチーのバカっ」

「あっはっはっ。冗談だよ冗談」

 言って、俺は小町の黒髪を優しく撫でた。



 このクラスで一番可愛い女の子の頭を。



「心配せんでも、俺は小町以外の女には興味ねぇよ。こんな可愛い彼女がいるのに、他の女に目移りするわけないだろ」

「やだミッチーったら、こんな人前で……しゅき♡」



「……おい、道一と花森がまた堂々とイチャついてやがるぞ」

「もうすっかり見慣れたけどな。日常茶飯事チャメシインシデントだぜ」

「さすがは演劇部エースのイケメンと文武両道の清楚系美少女のカップルなだけあるな。めちゃくちゃ絵になる」

「あれだけの美男美女カップルだと、妬む気分にもならないよなあ。なあ、みちる?」

「うん。末長く爆発していてほしいよね」



 なんか、近くにいたオタクグループの男子どもに、褒めてんのか羨ましがられているのかわからない事をヒソヒソと言われた。耳が良いから一語一句、余さず聴こえてんだけどな。

 そしてそこにはみちる君の姿があるのだが、あの様子から察するに、昨日の事は何も知らないようだ。

「よしよし。どうやら昨日の一件は何も知らないみたいだな。よかったよかった」

「よかった……のかなあ?」

 と首を傾げる小町に、「なんか気になる事があるのか?」と訊ねる。

「だってほら、神崎さんの方を見てみなよ」

 言われて、窓際にいる俺達から見て反対川の出入り口付近にいる神崎と、その取り巻きがいる方向へ視線をやる。

 見てみると、神崎は取り巻きと談笑しつつも、遠巻きにみちる君をチラチラと横目で様子を窺っていた。

 しかも目が合う度にさっと顔を逸らしては、またみちる君に視線を送るという動作を繰り返して。

「あれがどうかしたのか?」

「どうかしたのかって、ミッチーのせいで神崎さんがすっかりみちる君にご熱心になっちゃってるじゃないの。あれもう、完全に惚れちゃってるわよ? そのせいか、みちる君もさっきから怖がっているように見えるし」

「そりゃあ、今までずっとバカにしてきた奴が突然豹変したように熱い視線を送ってきたら、大抵の奴はビビるだろ」

「……いいの、あれで? ていうか、これのどこがお仕置きなの?」

「だって、今までバカにしていた奴に惚れちゃったんだぜ? こんな屈辱的な事なんて他にないだろ。それに、これで神崎のイジリも当分収まってくれるだろうし、これ以上ない平和的解決じゃね?」

 俺の座右の銘は「俺もみんなも平和が一番」。

 暴力的だったり、相手を精神的に屈服させる解決法よりも、こっちの方が断然良いに決まってる。

 そのかわり、みちる君はしばらく神崎の熱視線に困惑する事になるだろうけども。

 けどまあ、それでも悪意を向けられるよりは好意を向けられた方がマシだと思う。

 たとえそれが、嫌いな相手でも。

「うーん。でも、本当はみちる君じゃなくてミッチーだったってバレたりしたら、あとで大変な事になるんじゃない?」

「そん時はそん時! なるようになる!」

「もー、ミッチーは相変わらず行き当たりばったりなんだから……。けど、そういうところも好き♡」

「俺も小町のそういう素直なところが好きだぜ」

「私はもっと好きだから! ミッチーのクラスメートのために頑張る優しいところとか超大好き!」

「俺は小町の顔も声も性格も全部好きだけどな」

「んもうミッチーしゅきしゅきしゅき♡♡♡」

 と、猫のごとく俺の胸に頬を擦り寄せる小町の頭をいつもみたいに優しく撫でながら、俺はそばの窓から澄み切った青空を見上げる。



「今日も良い天気だねぇ──」


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クラスで二番目に可愛い女子から嘘告されたけど、完全に人違いです 戯 一樹 @1603

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