「そうです」を含む小説

ささくれだつとは (1)皮や先端が細くめくれたようになるさま。 ささくれができる、ささくれる、などとも言う。 (2)気持ちが荒み、とげとげしい態度になるさま。 (3)些細な事…

バレンタインデーの朝、甘いチョコの香りと高まる期待感でわくわくする学校。橋本　遼（はしもと　とおる）、いつものように本に没頭する彼には、この日が何か特別な意味を持つはずがない。そ…

エッセ（フ）イ（クション）です。ジャンルをホラーにしようかと一瞬迷ったんですが、ホラー好きの人に死ぬほど怒られそうなのでやめました。

多忙な年度末と花粉のダブルパンチにクタクタになったオレは新しくオープンした料理店のドアを開いた。 そこで提供された裏メニューの料理のおかげでピタリと花粉症が治ってしまった。 が……

KAC2024 第4回お題「ささくれ」参加作。 振り向いてほしくて頑張っている男の子と、そんなことより楽器が吹きたい女の子の話。

ささくれ立つとは、 　ささくれた状態になる。ささくれができて目立つ。また、感情がとげとげしく荒くなる。 　　という意味だそうです。

何でもない日の深夜、俺はふと嫌になり家を抜け出して夜の散歩をさまよった。 そこで声をかけてきたのはパンダで……。

東京都文京区の下町、根津に実際にあるお化け階段。 怖い噂は事実ではなさそうですが……。 「SARF×カクヨム　短編こわ～い話コンテスト」参加作品です。 追記 皆様のおかげで｢S…

新卒の青年、小梅博人。 入社したはいいものの、当初とはまったく違う仕事をさせられて、心がささくれだつ毎日。 そんなある日、会社への帰り道で、公園で一人佇むシスターと出会う。 K…

"私"と"彼"と"彼女"が織りなす、悲しき哭恋のお話

KAC第４回お題「ささくれ」参加作品。 　なあなあ、と笑みを含んだ落ち着きのない軽薄そうな声音で指のささくれが声をかけてきた。 　オレを消す方法、知りたくないかあ？　簡単なこと…

KAC2024第4回「ささくれ」参加作品です

【あらすじ】 「えー、住民の諸君。集まってくれてありがとう。私は〈幽冥の聖騎士〉だ。席が全部埋まっているところを見ると、遅刻者は居ないようだね。うっかりの時間ミスで命を失う人が…

いつもの、恋愛話。 目撃からの破局。 直接的には何もしないが、スクリプトとリンクさせ、自動でリスト化した記事をアップさせた。 そう彼女自身が、秘密を世に曝す。

　フェチというのは、本人が望む望まぬに関わらず突然に生まれる、それでも気になって仕方ない…… 　そう、〝ささくれ〟のようなものかもしれません。よし、お題消化したな（言うんじゃない…

小学生の頃の、遠足のお弁当。 みんな美味しそうなのに、自分だけ、変なお弁当だった。 その時は、そんなお弁当を用意したお母さんが、大嫌いだった――

そうだ、ドアを開けるときも蒸しタオルを掛けるときも、じじいの手は震えていた。カミソリを持つ手が震えないわけがない。俺は正直ブルッた。あの切れ味のいいカミソリが、これから喉元を滑る…

男爵家の三男であるマルト・フォン・リッカーは高熱にうなされ、前世の記憶を取り戻した。 「そうか、俺は……転生したのか」 彼は転生の際、女神様からとある祝福を授けられていた。 それ…

『プロトタイプワールド』フルダイブ型VRの中でもつい最近その存在が周知されつつあるという謎の多い新作VRMMO。 何故かそんなゲームを手にしてしまった主人公は人生初めてのVRMM…

　魔法少女候補を探していたトリは、偶然出会った少女にステッキを奪われる。彼女が勝手に変身した事によって、トリはその少女、魔法少女りりすのサポートマスコットになった。 　学校生活と…