「現代ホラー」を含む小説

労働「死」者派遣サービス。 それは死者を労働力として扱う人材派遣会社。 あまりにも冒涜的なこのサービスは、しかし人々に受け入れられる。 例えばそう、大切な人を蘇らせたいと渇望する…

美大生の小鳥遊は、大学に入ったことで自分よりも才能のある人間はいくらでもいることに気付く。友人の神崎もその一人だった。ある日、小鳥遊は悪夢を見た。そこに現れたのは異形の者。“ソレ…

たかがこの程度の事で……軽はずみな言動が思わぬ事態を招く。

カネとコネがあって可愛い俺の彼女。 でも、就職が内定して用済みになった。 そんな彼女は、ある日——

怪我をした主人公の前に夢を売るという謎の男が現れて……

大阪には噂の拝み屋がいる――。 その正体は妖怪育ちの大阪弁コテコテの女子高生だった。 奇怪でバイオレンスな拝み屋の日常が今日も繰り広げられる。

専門学校に通う美希は、同級生でコスプレ仲間の友人に誘われ、撮影会兼誕生日祝いのためにとある屋敷に訪れることに。しかし兄によれば、その屋敷は幽霊が出ると噂があった。ほとんど信じてい…

この春、中学を卒業して高校に進学した筆上零(ふでがみれい)は、才色兼備だが変人と評判の先輩、高月雫(たかつきしずく)と出会う。彼女が部長を務める「怪異研究部」に体験入部する事にな…

もし今日地球が滅ぶのなら、あなたはどうしますか？ 恋人や家族と過ごす？　いつも通りの生活をする？ 今日地球が滅ぶことを告げられた人々の短編です。

12月の雪が降る夜にバス運転手が体験した怪奇現象 小説家になろう、ハーメルンにも投稿しています｡

クロノヒョウさんのお題企画にまた投稿させていただきました。 第42回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画というもので お題は「お気に入りの空」です。 本作もダークなクライムサス…

式守祝詞は幽霊を『消滅』させることができる特異体質の持ち主。幼い頃より幽霊を見ることはもちろん、その本質を理解している彼は、世間一般の『幽霊』とは異なる見解（真実）を持っており、…

コンビニの駐車場で、大学時代の友人に名前を呼ばれた。忘れっぽい友人だが、俺の名前はまだ覚えていたようだ。でも、きっと今回も、あのことだけは思い出してくれない。

コロナ禍、リモートワーク、上がらない給料、恋愛弱者・・・。 出会いの場が少なくなったこの世界で、マッチングアプリ上での恋愛が当たり前になっています。 赤の他人とスマホ1つで繋がり…

父の死、母の虐待。女子高生の田浦茉希名（たうらまきな）は、読書に没頭することで辛い現実から目を背けていた。 しかしある日、見知らぬ青年の死に関わってから、その生活は歪に変化してい…

大女優の連載作品を影ながら執筆し、生計を立てていた作家志望の男・兵藤一樹。 自身の作品で勝負がしたい……という彼の願いは叶わず、常に著名人のために筆をとり続ける、浮かない毎日を送…

僕は十五年間引きこもりだった。 十五年間引きこもっていたけれど、意を決して母さんと顔を合わせることにした。 そうしたら母さんは笑ったんだ。 笑って笑って、ヒュゥ、と息を吐いた。…

ふと気がつくと、見知らぬ教室にいた。 ペストマスクの男が言う。 ｢賛成か、反対か、いずれかに挙手をしてください｣ 仮面をつけた六人の男達が、賛成と反対で言い争う。 しかし、議題は…

寒冷期の流行り病、その防疫に努めた人物を調査する自称Youtuberのぼく。動画公開後ぼくは衝撃の真実を知ることに・・・・・・。 以前小説家になろうに載せたものを転載、一部修正…

「洗面台の赤い女」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？復讐、怨念、悲嘆、慟哭、色々あると思います。 是非皆さんの脳内で、その「赤い女」の姿を思い浮かべながら読んでみ…