「塊」を含む小説

文武両道、才色兼備。 泣く子も黙る理性の塊こと主人公・志寿嘉ちゃん。 日夜勉学に励み、剣道に精進し、文学を嗜む。 そんな彼女もやっぱり思春期真っ盛りで、少々練習後の自分の匂いが気…

twitterの蝶を吐くタグに触発されて。 最初はSCPものにしようかと思いましたが、面白くならなかったのでやめました。 これはこれで、フェティッシュの塊になってしまったこと、お…

他人にどこか‘違う‘と言われる主人公、北河　秦は、紆余曲折の末、‘違う‘を自覚した人間は碌な人間ではないということを理解する。ラノベによくある悟り系主人公を否定したい、しかして彼…

　ある高校の文芸部。 　この文芸部は、小説を読んで意見を言い合うのではなく、実際に書いてコンテストに応募することに重きを置いている。 　ここに所属する島崎は、やりたい放題の部長に…

「シャフト」と称される、高性能のＡＩ、高性能ロボット技術、高性能の義肢開発を理念に開催される、武器を扱うロボットの対戦競技。 理念を離れ、高パワーのロボットが席巻する中、精密動作…

森羅万象から産まれる、思念や思考を持つ塊である魔物という生き物がいる。 それらは稀に人間の前に現れて自ら決めた人間と契約する。 人々は契約者を絆術師(はんじゅつし)と呼んだ。 …

特殊能力β-012。生まれつき遺伝子操作で特殊能力を埋め込まれて生まれた少女。 蘇芳美月。 幼いころ『その力は日本を守る為に使いなさい』そう言われ続けて育った。 同じく特殊能力β…

恋人の郁美からオペラが見たいからイタリアに行こうと誘われた。 だけど僕は飛行機がいやなんだ。あんな鉄の塊が飛ぶなんて信じられない。 それにどうせ、テレビでなんか見て感化されたんだ…

「ごめんね。でも、人と妖怪が幸せになれるわけ……ない」 　見る間に彼女は毛むくじゃらの塊に変わった。 　そうなってなお、悲しそうに身をゆすりながら。 　僕は、黙ってその大きな…

名門大学を主席卒業した"有能女子"である主人公、近藤ももが選んだ職業は"国家公務員"、すなわち"官僚"だ。「この国を良くしたい！」という無垢な思いを胸に最初の辞表を受け取ると、そ…

　黒板に白いチョークが躍る。 　小難しいダンスの軌跡は、もどかしさに震える俺の心を惑わせた…… 　俺達（主に俺一人）の戦いは、まだこれからだ……！ ―― ギャグって何だろう、…

執筆するにあたり、プロットなし、計画性なしという私ですが、物語を書く上で重要視しているのは空気感。 その時代、その状況の空気を吸うことによって、登場人物たちがどんな風に判断し、ど…

ナノコンピュータを利用した脳の精神転移を死と感じている『ワタシ』。 全ての住民の精神(ナノコンピュータ)を複製同期し、最大幸福のためヒトに代わり法律政治を作る全能ＡＩ「ルール」を…

平和記念公園の中央で膝をつく巨大な鉄塊。 平和の象徴、或いは恋人たちの待ち合わせの目印として人々に親しまれるそれは、かつてこの世界を破壊し尽くした殺戮兵器であった。 戦後百年…

自らの楽しみのために、人類の平和のために、チンパンジーのために書いた小説。

佐々波　遥響（さざなみ　はるき）は間違ったことが嫌いだった。 でも、それを正せるような意志は弱かった。 愚痴や陰口、暴力やストレス。それらすべてが心の中で、黒い塊のようなものを作…

貪る金属ＥＡＴＲ（イーター）。 人間だけを貪り喰らう謎の金属生命体の出現から早一〇年。 奴らは高い学習能力と成長進化にて戦術や新兵器に対して瞬く間に対抗手段を生み出してしまう。 …

寿司、まさに寿司の塊としかいえないロボットが板前をしている寿司屋に来た主人公が、寿司ロボットに惹かれていくお話。

　はるか未来…… 　人類は深宇宙の彼方で謎の肉塊との戦いに巻き込まれ絶滅寸前まで追い込まれていた。 　ともに戦う仲間たちが次々と肉塊に飲み込まれ新たな敵となっていく中、少女は絶望…