「一話一話が短編」を含む小説

宇宙民俗学の研究者ケンは愛船アラン・スミシー号であらゆる物質や光さえ存在しない宇宙最暗黒の空間ボイドに向かう。そこに宇宙船の墓場があるのだ。墓場の船を写真に撮っていると前方から何…

遠山渚の作り出すバラの花やバラ専用のたい肥は、評判が良かった……。 本作品は、クロノヒョウさんの企画 『第29回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』に参加しています。 ht…

1週間限りの超能力で金を稼ぐには――？ 父親が遺した借金を背負うことになった主人公。 金の工面に困り果てた彼は、大学で噂になっている「金儲けのコンサルタント」である女性、八意蛭子…

私立探偵を営む烏野崎陽介は、名も知らぬ依頼者から報酬先払いで絵画の調査を頼まれる。そこで烏野崎が見たものとは──！

学生の頃によく聞いていた深夜のラジオ放送。深夜放送ってなぜか中毒性がありますよね。

Twitterに毎日投稿している140字小説をこちらにまとめています。 楽しい作品からちょっと暗い作品まで様々なので、人によって当たりはずれがあるかもしれません。 一つでも心に残…

これは2022年に開催されたKACの全11回お題作品を、連作短編として纏めた物語です。 貴方が惹かれた世界へ、どこからでもお入り下さい。 【ボクの楽園】：ホラー ボクのお家…

西宮瑠衣(にしみやるい)は金髪美少女で幼馴染でもある東條六花(とうじょうりっか) に振り回される。 「重そうだな、その荷物運ぶの手伝おうか？」 「いいわよバカ！学校では話しかけ…

不登校の主人公、鏡音瑠依(かがみねるい)は指定された日にちだけ登校すれば進級できるといわれ、嫌々ながらも登校する。 しかし教室についても、瑠依の席がない。いいや、席が変わっている…

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です

お盆に迎え火を焚いたら夫の霊が戻ってきたという、不思議なお話。

雪が降った日の朝 大切な人と真っ白な道を歩く、ただそれだけの話

頭の中に広がる様々な世界観を、１話完結のショートショートに分解してみました。SSというよりはインスタントフィクション小説と呼ぶ方がいいかもですが。

お品書き 八月十五日　　　穴子の箱寿司 九月九日　　　　菊の花寿司 十月八日　　　　いなり寿司 十一月十五日　　手毬寿司 十二月二十二日　田舎巻き寿司 一月一日　　　　蟹の押し…

それは分かっていても、実感するのは失ってから。

或る夏の日、僕は一つの風船を空に飛ばした。

　深夜三時頃。暗い部屋のソファーに寝そべり、スマホの明るい画面に照らされる顔。私は面白味の欠片もないサイトを延々と見ていた。 　浮気　告白 　浮気　打ち明ける 　浮気　打ち明け方…

「距離」から見る男女二人の関係。 複雑に絡み合う感情を「距離」で描きました。