「一杯」を含む小説

　相内充希さんの主催する大喜利企画「お題　カクテル×ラブコメ　新作」に参加します。 　お酒大好き恋人同士 　ちょっとした弾みで飲んでしまった強烈なカクテル「ビトウィーン・ザ…

トランクケース一つでアパートに転がり込んだ幼馴染の女の子は、唐突に食事を作り始める。 油がテラテラ光る肉野菜炒め。大皿から零れ落ちそうなクリーム煮や、ふかふかの座布団みたいな卵焼…

いわゆる普通の高校三年生・宗像ケンは晴れて令和最初のＧＷを目一杯満喫しようとしていた。 怒涛の十連休を明日に控えていた彼だったが、突然父親によって有無を言わさず故郷の照日村（てる…

1話目から3話目まではお店の基本システムの話だから読んでほしいけど、後の話はお店の紹介だったりするから好きなジャンルのお店だけ読んでもいいかもしれないわ。 おっと、紹介が遅れ…

九条家の日常ストーリー。 長男の真白は今日も5人の弟たちの面倒と家事で手一杯。 次男、碧。三男、翠。四男、柚黄。五男、赤璃。六男、桃李。 ほんわか、真白目線多めのお話です

「着いてきなよ」と少女は言った。 目が覚めると彼女の肉体に入り込んでいた。さぁこれから出勤だ。 長い夜のはじまりです。

　ハハハ。そんなに怖がるコタアないよ。マアもっとコッチへ来たまえ。サアサア、一杯。安い酒だがね。……どうだい、美味いもんだろう。僕も昨日初めて飲んだのだがね、イヤこの値段でこの味…

人類が高度文明を失ってから数十年。 生き残るだけで精一杯の世界では、娯楽用品が廃れていた。 そんな中、廃墟から価値のありそうなものを見つけ出して売ることで生計を立てていた少年カタ…

　多くの”魔女”と少数の男性の"魔士"が一般人に混ざり込んで生活している世界。魔法研究組織である”五山”のひとつから一般社会の高校に編入してきた、一人の転校生がいた。 　彼は自分…

「私が最後に見る君の姿は、せめて笑顔でいて欲しいな。それが私にとって……一番のお別れの贈り物よ」 僕は無理して笑った。 精一杯の作り笑顔。 不恰好の苦笑い。 けれど彼女…

入谷信人はきっちりした性格。六法全書が愛読書で、校則を破ったり違反をするのが大嫌い。親や両親が心配するほど、しごく真面目に生きてきた。学校サボろうと声をかけてくる級友の深井にもき…

高校２年生の一応、日常を平凡に過ごしている様な俺。 名前を釘宮透という。 そして、俺の１つ下の義妹。 名を釘宮はるかと言う。 旧姓が宮下で、今は釘宮はるか。 もう分かるかも知れな…

そこそこ売れている小説家の元に悪魔がやって来て 暫くペンを置く事を要求して来た

愚かな男は紙とペンを取り、最愛の人への思いをしたためる。 ある決意を抱きながら……。

春の森の中。 フクロウの福子は、今日も眠気と戦いながら彼を待つ。 彼は、毎日の昼になると、森へやってくる。そして、私に美味しい餌をくれる。 私は彼が大好きだった。 彼とずっと一緒…

駅から5分。 ちょっとした坂の上に建つ茶屋がある。 『蛍茶屋』 夕暮れから深夜まで開いているそこは、不思議な光をはなつ。 来店するお客が持つ悩みに、一杯のお茶で寄り添うお話。

夕暮れの黄昏時異世界と現代が繋がり異界の住人が来店してくる喫茶SERENA。今日もエモーショナルな出会いが待ち受ける不思議な喫茶店の話

これが私にできる精一杯の切り札はフクロウでした。

カクヨム3周年おめでとうございます。 これが私の思いつく精一杯のフクロウのお話でした。