「←どこから？」を含む小説

家の近所に、土地神を祀っている小さな神社がある。 週に一度、僕はそこの社を掃除することを習慣にしている。 ある日、姉に「何も言わずに処分してくれ」と大量の本を託された僕は、いつ…

高校2年の緑は同じクラスのハル君に密かに恋をしている。だけどハル君には好きな人がいる。だから友達として近くに居られるだけでいいのに、ハル君はいつも優しいから緑の想いは募るばかりだ…

姉が愛読していたライトノベルの世界に転生していたことに気づいた俺 新たな俺の転生先は悪役令嬢・レイチェル…の双子の弟・レナードだった 「どうせモブなんだから別にいいよな」…

オレは魔王。世界の秩序を保つため、勇者に討伐されるために存在している。ただ、毎回毎度、行き着く先はテンプレ展開になってしまうのでいいかげん飽きてきたオレは「刺激が欲しい」と女神に…

ダンジョンが現れた地球————の数千年後の話。人類は徐々に強くなり、インフレが極まった結果神や天使と同じレベルになった。その結果、神たちは地上に降り、人間と契約を結んだり、友好を…

どこにでもいる普通の男の子である朝霧カナタは目が覚めると女の子になっていた。医者が言うには大抵の人は元の性別に戻れると言っていたのだけれど、それまでは女の子として暮らさなければい…

統一歴XXXX年。VRMMORPG『ダイイングフィールド』が人気を博した。 このゲームが流行った理由として『終末戦争』なるものがある。 主人公、鈴屋泰斗もこのゲームに魅せられた…

前作は結婚して、子供が産まれてハッピーエンドで幕を閉じました。 でも、実はその間にも、まだまだたくさんの出来事が溢れていました。 本作は付き合い始めた頃のオサムとユキコのお話…

海辺の町、瀰境町(みさかちょう)に住む小学生、天貝陸(あまがい りく)はどこか居心地の悪く鬱屈した日々を送っていた。 ある日お気に入りの磯で陸は、白い尾びれを持つ何かが、打ち上げ…

地球の神は異世界転生を望む魂ばかりが溢れ返っている日常にうんざりしていた。ある日、クラス単位で異世界に召喚され、喜んでいる地球の子どもたちの姿を見て、心が折れてしまった。 「どう…

青空と一緒にあるのは、いつも笑顔だと思ってた。 櫻はいつも綺麗だ。 絆はいつも供にあると思ってた。 いつもどこにでもある、物語。

水もしたたるいい声をした誰かが、あなたを呼んでいる。 心地よく響く低音ボイスが艷やかなお姉さんの声だ。 「」 「フッ……安心しな。お前が眠るときは必ず、私が抱きしめてやるぜ…

　ここはどこだ。青い塊を見上げて呟く言葉は、いつも同じだった。いつからここに、いつまでここに。答える声はない。ただ、青い物体は決まって顔をのぞかせるし、決まって沈んでしまう。 　…

あらすじ：もともと体重97 kgの人間ががんばってダイエットをする話。 どこからでも読めますし、どこから読んでも有益なダイエット情報はありません。すみません。 2020年元旦の体…

一種の意識実験であり、人がこことは違うどこか別の状態に移行する事を思って書きました。 あなたの人生に何らかの変成を起こせたら幸いです。

　リディア・レーゼル・フォン・ブライスガウは、その美しさと賢さで社交界では有名な辺境伯領の令嬢だ。 　そんなリディアには幼馴染がいる。カレドニア王国の第一王子、エドマンド •フィ…

私、大好きな先輩がいるんですけど、その人のことで少し困ってて…

絵里子……エッセイストを目指すアラカンで、数ヶ月に一度ぐらい、中国新聞の投稿欄に投書が載っている主婦。 正人……引退間近のＩＴ技術者。2024年5月からベーム指揮のモーツアルト交…

再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。 「久しぶりですね、隼人」 「はるき、なのか？」 かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思…

この物語の主人公の「僕」は普通に生活をしているはずなのですが、ときどき心に障る物事を見聞きします。布団の中に潜り込んで寝ようとすると、それらが頭の中をぐるぐると回って眠れなくなる…