「もこ」を含む小説

作者の実体験をベースに、望郷の念と、故郷って良いよねって気持ちを詰め込みました。 「あー、わかる」 そう言っていただけると本望です。 板野かも様主催「第5回 #匿名短編コン…

日本のそこそこの経済と人口を誇る綾河市。一見普通の中都会に過ぎないこの街は、別名魔都と称されているくらいに少々、いやだいぶ危険である。 平穏の皮を一枚めくればギャングに怪奇、猟奇…

クリスマス直前に彼女に浮気された大学二年・羽瀬川悠太。 そんな絶賛傷心中の俺の家に――今日もあいつが遊びにくる。 なにかと俺をからかってはケラケラ笑い、勝手に家にまで上がり込んで…

一話完結の短編集。 書いたら適当に追加していきます。お好きなところからお読みください。

　小説を書くにあたって、先ず他者の作品を読んでレビューを書くことが勉強になると聞き、実戦してみるも、その計画はすぐに頓挫した。なぜなら、レビューを書く以前に多くの小説の文章が頭に…

誰に聞いてもらいたいわけでもない。 誰か聞いてくれる人がいるわけでもない。 別段変わったこともないけれど あるところに、ひとりのおんなのこがいました。 そのこは、おともだちがほ…

殺された従姉妹の無念を晴らすため、「呪いによって恨みを晴らす復讐屋」が住むとされる屋敷を訪れた小学六年生、天津桜《あまつかさくら》。彼女がそこで出会ったのは、「怨霊に質問をしてい…

モブモブしく生きていきたい佐藤有加里の中学2年と高校2年のある日。 そもそも恋ってなんだろう。へるぷみーぐーぐーるせんせいっ。シリの答えも知りたいなぁ～～。ていうノリの、ほぼほぼ…

腐った街で、人間たちに見向きもされてこなかった『いらないゴミ』。私はそんな、どうでもいいものだった。 そんな時、1人の青年と出会い、私が少しずつ変わっていく。 誰かに必要とされて…

2130年の日本。 毒殺優先部隊員＝毒に侵された人、獣を撃退する部隊。国の秘密裏の部隊のため、民間に公表はされてない。 キャラクター 結嶋　言羽<ゆいじま　ことは>　　主人公 小…

俺は昔から誤解されやすかった。鬼のような強面と口下手が相まって、何かと冤罪をふっかけられた。村の人間は俺の言うことには聞く耳持たず……でもいつか信じてくれると希望は捨てなかったの…

ここで終わろうと思っていた。 あなたが見つけてくれるまでは。 悩み苦しむ少女と、優しくあたたかい老人との、 ある季節の物語。 * 主人公：17歳、朝読小説賞キャッチ：ここで終…

我は死霊将軍。魔王軍七つの軍団がひとつ血肉無き死霊将軍。アンデッド軍団を束ねし者なり。今日も我が魔王からお預かりした宝具を求め、愚かにも我に挑む勇者なる存在を葬るとしようか。…

沢口瑛莉《さわぐちえり》はいわゆるぼっち少女。 学校で上手く友達が作れず、毎日が憂鬱状態に。そんな状況をどうにかしようと癒し効果のある植物を買いに行こうとする。 そうしたら奇妙…

現代社会のストレスに踏ん張りながら生きるサラリーマン。ひょんなことから暇にしている熊と出会い同居生活が始まった。 プロローグのようなつもりでいろいろな情報を詰め込んだ短編です。…

急性異性化症候群患者のための病院で、元男子に頼まれた元女子が、手紙の代筆をするお話。 この作品は、第二十四回文学フリマ東京（2018年05月06日開催）にて、文学サークルれうに…

不真面目TSっ娘と堅物委員長が、文化祭の夜に屋上でフォークダンスを踊るまでのお話。 この作品は、第二十四回文学フリマ東京（2017年11月23日開催）にて、文学サークルれうにお…

書きかけて年単位で放置していたものに書き足してお蔵出しした感じのあれなので、いつも以上に無理矢理感が否めない…

就職の面接に失敗してばかりの空。 彼はそんな日々に飽き飽きし、社会に不信感を抱いていた。 そんな時、おばあちゃんから電話が来た。 おばあちゃんちに行くと、おばあちゃんの部屋に『…

　高校二年生の須藤一樹（すどう かずき）は、数年振りに再会した幼馴染の雛森沙夜（ひなもり さや）と同じ新聞部に在籍している。 　一樹と沙夜は夏休みの登校日に校内新聞のネタを持ち寄…